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5月11日~17日九州で日米仏豪4ヵ国
による市街地戦等の共同軍事訓練


独立系メディア E-wave Tokyo 2021年5月11日 公開 


 ロシアの国営メディア Sputnikによれば、今月11日(明日)から後半にかけ日本、米国、仏、豪4ヵ国が九州を舞台に共同軍事訓練を行うとのこと。具体的には、宮崎県と鹿児島
県にまたがる霧島演習場で日程は11日から17日。

 これは国会の承認事項ではないのか?野党はどう対応したのか?

 ただし、軍事訓練は4か国で最大200人。まるで茶番である。

 この4ヵ国共同訓練では市街地戦を想定しているというが<台湾>はありえず、<尖閣>が対象なら市街地戦などありえず。石垣、沖縄などを想定しているのか?

 日本は尖閣の実効支配一切せずして、この間、日本防衛省、自衛隊が膨大な軍事施設を南西諸島につくってきた。もとより、日本と中国は尖閣(中国名魚釣島)をめぐり、永年棚上げで合意している。

 一方、台湾については、中国が繰り返し言うように、中国の内政問題、日本、米国も過去「一つの中国」を認めている。日本が台北などを想定しての市街戦訓練などあり得ない。

 まさに日米の独り舞台。中国も唖然では?

 以下はSputnikの最新記事。

日米仏、市街地戦を想定した訓練実施へ =日本の防衛省 Sputnik
 https://jp.sputniknews.com/japan/202105118372243/

 注)SputnikはRTともどもロシアの国営メディア

 日本の九州で11日に始まる日米仏共同訓練では、市街地戦を想定した訓練が実施される。日本の防衛省によると、共同訓練は、九州西方海空域、長崎県の相浦駐屯地、宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島演習場で実施される。

 霧島演習場では15~16日にヘリボン訓練や市街地戦闘訓練が行われ、15日に霧島演習場に展開する隊員は、フランス軍艦艇、米軍艦艇、日本の海上自衛隊艦艇からヘリコプターCH-47またはV-22 オスプレイを使って降着する。日本の陸上自衛隊およそ100人、仏陸軍およそ60人、米海兵隊およそ60人の計約200人が訓練を行うという。
 
 日本の岸防衛相は11日の閣議後の記者会見で、日米仏豪の共同訓練について、日本の海上自衛隊が11~17日までの間、東シナ海で仏海軍及び米海軍、豪州海軍も加えた4カ国の艦艇・航空機による対潜戦訓練のほか、航空自衛隊のF-2戦闘機の支援を得て防空訓練を実施するとし、「陸軍種と海軍種の協同による着上陸訓練として、地上部隊がヘリコプターで洋上の艦艇から霧島演習場に展開するという一連の訓練も行う」と述べた。

 また岸氏は、今回の陸上・海上での共同訓練が「ARC21」(アーク21)と名づけられたことを明らかにし、「防衛省・自衛隊としては、この『ARC21』を通じて、『自由で開かれたインド太平洋』のビジョンを共有する日米豪仏4カ国の協力関係を一層深化させるとともに、島嶼防衛に係る自衛隊の戦術技量や4カ国との連携を更に強化してまいりたいと考えている」と語った。