エントランスへはここをクリック         青山貞一冒頭解説

キューバ、在仏大使館襲撃事件
の責任を米国に求める
Daniel Lozano teleSUR 2021年7月26日
Cuba responsabiliza a EE.UU. por ataque
terrorista contra su Embajada en Francia

teleSUR 26 Julio 2012

スペイン語→日本語翻訳:青山貞一 (東京都市大学名誉教授)
 独立系メディア E-wave Tokyo 2021年7月27日

ブルーノ・ロドリゲス外相は、これまでにもワシントンが同国への信用失墜キャンペーンに資金を提供していることを非難してきた。| Photo: Minrex

©CubaMINREX / Twitter/RT

本文

 キューバのブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相は月曜日、フランスの大使館に対する火炎瓶を使ったテロ攻撃について、米国を非難した。

 ロドリゲス外務大臣は、「パリの大使館に対する火炎瓶を使ったテロ攻撃を糾弾する(中略)米国政府には、そのような行動を奨励し、自国の領土から平気で暴力を呼びかけるような、我が国に対する継続的なキャンペーンに対し責任がある」と述べた。

 また、エリオ・ロドリゲス駐仏キューバ大使は、モンカダ兵舎およびカルロス・マヌエル・デ・セスペデス兵舎への攻撃から68周年を迎えた「国家反乱の日」と重なる今回のテロ攻撃に対するキューバ人の勇敢さを強調した。

 我々は、キューバからの外交使節に対するテロリスト攻撃に直面しても断固として立ち向かう。この7月26日に、私たちは再び「祖国か死か、我々は克服する!」と宣言した。

 在仏キューバ大使館への攻撃に先立ち、ロドリゲス大臣は、米国が米州機構(OAS)の加盟国にキューバへの攻撃を強化するよう圧力をかけていることを非難した。

 「キューバに対するキャンペーンの中で、アメリカはOASの常任理事会の開催を押し付けようとしている。OASは、地域における孤立化の試みや軍事介入、クーデターを支援している」とキューバの大臣は非難した。

 ロドリゲス氏は、ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)の第21回外相会議において、60年以上にわたって経済・金融・商業の面で違法な封鎖を受けているカリブ諸国の信用を失墜させるキャンペーンをワシントンが行っていると指摘した。

 「米国とフロリダ州政府からの連邦資金で賄われた中傷キャンペーンは、有害なプラットフォームを使い無秩序と暴力を扇動し、嘘と歪曲で介入を正当化した」と外相はセラックに語った。

 キューバ革命には数え切れないほどの連帯と支援が寄せられているが、中でもフランスは、米国による経済封鎖、窒息させるような一方的な制裁、COVID-19の大流行に伴って悪化した敵対的な政策、そして7月11日のデモ後の最近の状況に対し終止符を打つことを求める最も声高な国のひとつである。

En París, las Asociaciones de Solidaridad Cuba Sí, Francia Cuba y la Coordinadora de cubanos residentes, se dieron cita en los Campos de Marte, en las cercanías de la Torre Eiffel, iniciativa de solidaridad que contó con la participación de miembros del Partido Comunista Francés (PCF), y del movimiento Francia Insumisa.

 パリでは、連帯団体キューバ・シ(las Asociaciones de Solidaridad Cuba Sí)、フランシア・キューバ、「コーディネーター・ドゥ・キューバノ・レジデントが、エッフェル塔近くのシャンデ・マルスで会合を開き、フランス共産党(PCF)や運動「フランシア・インスミサ」のメンバーも参加し連帯活動を行った。

 フランス共産主義再生の柱(Pôle pour le Renouveau Communiste en France:Prcf)、一般社団法人労働組合総連合会(Confédération Générale du Travail:(CGT)の労働組合連合、在仏キューバ人の調整委員会を構成する団体などの代表者が連帯周回に集まり、フランスの国会議員、知識人、ジャーナリストなどの著名人も参加した。