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上州・信州、

百花繚乱の春 5

信州の鎌倉-前山寺

青山貞一 Teiichi Aoyama
池田こみち Komichi Ikeda
鷹取 敦 Atsushi Takatori

May 15, 2015
Alternative Media E-wave Tokyo
無断転載禁

1 嬬恋村・北軽井沢  2 浅間牧場・バラギ  3 信州の鎌倉 大法寺
4 筑北村・千の石仏  5 信州の鎌倉・前山寺


◆2015年5月3日

 この後、鷹取さんが安楽寺、前山寺に行っていたいこともあり、このあと安楽寺、前山寺を訪問しました。


出典:真宗上田地域の旅、まちあるきガイドブック


出典:真宗上田地域の旅、まちあるきガイドブック


◆長野県上田市 「信州の鎌倉」 前山寺

 安楽寺には百花繚乱にふさわしい景色がなかったので、ここでは「信州の鎌倉」のメインのひとつ前山寺の百花繚乱をご紹介します。

 前山寺は、長野県上田市にある真言宗智山派の寺院です。山号は獨股山又は独鈷山といいます。

 本尊は大日如来。独鈷山の山麓にあり、塩田城の鬼門に位置します。寺名は「
ぜんざんじ」と呼ばれることもありますが、正式には「ぜんさんじ」です。

 また「未完成の完成の塔」と呼ばれる国の重要文化財の三重塔があります。


長野県上田市前山寺のボタン
撮影:青山貞一  Nicon Coolpix S8


長野県青木村 前山寺 ボタン
撮影:鷹取敦 Sony DSC-HX50V


長野県上田市前山寺のボタン
撮影:池田こみち  Nicon Coolpix S6400

ボタン(牡丹、学名:Paeonia suffruticosa)

 牡丹はボタン科ボタン属の落葉小低木、またはボタン属(Paeonia)の総称です。 別名は「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」 「名取草」「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」など多数あります。

 以前はキンポウゲ科に分類されていましたが、おしべ・花床の形状の違いからクロンキスト体系ではシャクヤクとともにビワモドキ目に編入され、独立のボタン科とされた。APG IIIではユキノシタ目とされています。

 原産地は中国西北部。元は薬用として利用されていましたが、盛唐期以降、牡丹の花が「花の王」として他のどの花よりも愛好されるようになりました。たとえば、『松窓雑録』によれば、玄宗の頃に初めて牡丹が愛でられるようになったものの、当時は「木芍薬」と呼ばれていたと記載されています 。

 また、隋の煬帝や初唐の則天武后が牡丹を愛でたという故事がある。ただし郭紹林はこれらの故事を慎重に検討し、虚構であると結論づけています。 清代以降、1929年までは中国の国花であったとされることもありますが、清政府が公的に制定した記録はみられません1

 929年、当時の中華民国政府は国花を梅と定めました。中華民国政府が台湾に去った後、公式の国花は定められていませんでした。中華人民共和国政府は近年、新しく国花を制定する協議を行い、牡丹、蓮、菊、梅、蘭などの候補が挙げられましたが、決定に至っておりません。


出典:Wikipedia



長野県上田市前山寺のボタン
撮影:青山貞一  Nicon Coolpix S8


長野県上田市前山寺のボタン
撮影:青山貞一  Nicon Coolpix S8

 三重の塔の前にあるのは、フジです!


長野県上田市前山寺三重の塔 「信州の鎌倉」のフジ
撮影:池田こみち  Nicon Coolpix S6400

◆フジ(藤、学名: Wisteria floribunda)

 マメ科フジ属のつる性落葉木本。ノダフジ(野田藤)ともいいます。ノダフジ(野田藤)の名は、この種が植物学者の牧野富太郎により命名されるきっかけとなっています、フジの名所であった大阪市福島区野田にちなんでいます(同区玉川の春日神社には、野田の藤跡碑が建立されている)。


出典:Wikipedia


長野県上田市前山寺三重の塔 「信州の鎌倉」のフジ
撮影:鷹取敦 Sony DSC-HX50V



長野県上田市前山寺三重の塔 「信州の鎌倉」のツツジ(霧島つつじ)
撮影:池田こみち  Nicon Coolpix S6400


長野県上田市前山寺三重の塔 「信州の鎌倉」のツツジ(霧島つつじ)
撮影:池田こみち  Nicon Coolpix S6400


長野県上田市前山寺三重の塔 「信州の鎌倉」のツツジ(霧島つつじ)
撮影:池田こみち  Nicon Coolpix S6400


長野県上田市前山寺のシャガ
撮影:青山貞一  Nicon Coolpix S8

シャガ(射干、著莪、胡蝶花、学名:Iris japonica)

 シャガは、アヤメ科アヤメ属の多年草です。人家近くの森林周辺の木陰などの、やや湿ったところに群生します。開花期は4 - 5月ごろで、白っぽい紫のアヤメに似た花をつけます。花弁に濃い紫と黄色の模様があります。

 根茎は短く横に這い、群落を形成します。草丈は高さは50 - 60 センチ・メートル程度までになり、葉はつやのある緑色、左右から扁平になっています。いわゆる単面葉ですが、この種の場合、株の根本から左右どちらかに傾いて伸びて、葉の片面だけを上に向け、その面が表面のような様子になり、二次的に裏表が生じています。

 シャガは中国原産で、かなり古くに日本に入ってきた帰化植物です。中国には二倍体の個体があり花色、花径などに多様な変異があるといわれています。


出典:Wikipedia

 なお、今回はいただけませんでしたが、前山寺の名物は胡桃おはぎだそうです。
 

本特集終了