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2018年6月、4度目の会津若松

仏都会津・中田観音

青山貞一・池田こみち 
環境総合研究所顧問
掲載月日:2018年7月28日 2020年3月11日第2次公開
 独立系メディア E-wave Tokyo
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仏都会津の三霊地巡り 中田観音 立木千手観音 鳥追観音


 仏都会津の三霊地、三観音の最初は、中田観音である。中田観音は下のグーグルマップにあるように、一番会津若松市中心部に近いところにある。それでも会津若松市役所から西に約11kmのところにある。

 弘安寺 中田観音堂
 〒969-6405 福島県大沼郡会津美里町米田字堂ノ後甲147番地


出典:グーグルマップ

 この日はすばらしい快晴。中田観音には、バスで多くのお年寄りが参拝していた。そういう私たちも年寄りである(笑)。誰しも、ピンコロリは望むところ、私たちもしっかり参拝した。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900

 以下の二枚の写真は中田観音の本堂を撮影したものである。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900

中田観音(弘安寺)の概要

 会津ころり三観音の一つで、会津三十三観音第30番札所となっています。本尊の銅像十一面観音像は、とてもやさしい顔立ちをしており、左に不動尊、右に地蔵尊という全国的に珍しい配置となっています。

 国の重要文化財に指定されています。「中田の観音様」と呼び親しまれ、日切り、縁結びなどのご利益があり、参詣者が絶えません。野口英世の母シカも厚く信仰し、英世の火傷の治療と立身出世を祈り月参りしたことでも知られています。


 以下は、普門山弘安寺 中田観音寺務所のWebからです。

 会津三十三観音の30番礼所。長わずらいをしないで往生できるよう祈願する会津コロリ三観音巡りの1つとして、人々の信仰を集めています。

 会津が生んだ世界的な医聖・野口英世の母シカもこの金銅造十一面観音立像を信仰し、毎月17日午前1時頃になるとはるばる猪苗代から歩いて一晩観音堂におこもりをして帰っていく月詣りをして英世の無事を祈願し続け後に、大正4年9月15日郷里に帰った英世が母シカ、小林先生と3人で深々と頭を下げ一心に祈り立身出世ができたお礼まいりをしたことで知られています。

 観音堂内には「抱きつき柱」があり、信心されている方が抱きつくと何ごとも念願が叶えられるといわれています。

 また、平成16年11月1日(月)に野口英世博士が新しい千円札発行され野口英世のゆかりの地としても有名です。

 脇侍の写真御本尊は十一面世観音菩薩、脇侍は地蔵菩薩、不動明王です。一般的に観音様を本尊としたときは不動明王と毘沙門天という配置となりますが、中田観音においては左に不動尊、右に地蔵尊という全国的に珍しい配置となっています。鎌倉時代の鋳造として、国の重要文化財に指定されています。



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900

 なお、境内には以下の「弁天堂」があった。その下に七福神がいる。下はその弁天堂の内部である。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


つづく