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辺野古沖の埋め立ては
どんな工法でも論外!


青山貞一
20 May 2010
独立系メディア「今日のコラム」
無断転載禁


 昨日(2010.5.19)夕方、大学の研究室を出ようとしたら、電話が鳴りました。

 電話に出えるとTBSの夕方の報道番組、Nスタのディレクターから、普天間基地の代替施設を辺野古に建設する案に関連し、埋め立てに使う土砂に浚渫土砂を使うことで環境に配慮するというトンデモ案を政府が言い出したという。
 
 ついては、一言でその工法へのコメントをもらいたいというのが、依頼だった。

 そこで私が出したコメントは以下のフリップにある通りです。

 すなわち、どんな工法でも大浦湾のサンゴなど生態系に壊滅的な影響を与えるというもので、そもそも辺野古の海に海兵隊用の基地を建設すること自体、「自然への冒涜」であると話しました。 

 今年は国連の生物多様性条約国会議が日本(名古屋)で開催される。その年にこともあろうか、世界有数のサンゴの海を時代錯誤の軍事空港建設で埋め立てるというのだから、なにおかいわんやである。


TBS、沖縄ではRBCニュース Nスタ 2010年5月19日夕方16:53〜

 以下は辺野古沖、大浦湾の自然生態系です。この3月三鷹公会堂で公演した後に書いた論考の一部です。これを見ていただければ、大浦湾のサンゴはじめ海洋生物そして海洋生態系がいかにすばらしいものか、また汚染に弱いものであるかが分かるというものです。

◆青山貞一講演要旨、J鍵を握る環境と安全 -海洋生態系 
 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col15569.htm