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今日咲いた我が家の
クジャク・サボテン

青山淑子
13 June 2010
独立系メディア「今日のコラム」
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 我が家は東京都品川区の商店街の一角にあります。何しろ敷地は狭いのですが、店舗併用住宅の屋上(鉄筋3階、屋上部分は約50m2)を使ってクリスマス・ローズはじめさまざまなお花をミニ・ガーデンで栽培してきました。



 この屋上ミニ・ガーデンは屋上緑化として我が家の温暖化防止にも貢献しています。というのも、鉄筋の3階建てのミニビルを建築するとき、下の図にあるように、両隣との間の隙間を外断熱材として利用しました。そのため、我が家はほとんど年間通じて冷暖房がほとんどなくても過ごせます。残された断面が屋上なのですが、その屋上(ミニ・ガーデン)を緑化することで室内温度の上昇をさらに抑えています。


青山家(B)のミニ・ガーデン

屋上ミニ・ガーデン

クリスマスローズの苗

クリスマスローズの苗




 ところで、今日、この屋上に通ずる狭い通路(ペントハウス)を温室代わりにして栽培していたクジャクサボテンが綺麗に咲きました。
 このクジャクサボテンは、その昔、息子がどこからかもらってきたもので、一旦枯れかかっていたものを何とか生き返らせたものです。
 この超ミニの温室では、今まで「月下美人」や「胡蝶蘭」などを何度も咲かせてきました。
 どうぞ今日咲いたクジャクサボテンの花をご覧になって下さい!


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2010.6.13

撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2010.6.13

撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2010.6.13

撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2010.6.13

 クジャクサボテンは、中南米の森林性の原種を元に交配によって作り出されたもので多くの品種があります。丈は50p〜1mほどになり、大きな花がその先っぽに咲くので支えが必要となります。 大輪になると花径25pを超える品種もあり、花色も大変豊富です。花弁に金属光沢があり、素晴らしい艶やかな花です。 
 一方、育て方としては、月下美人同様、何しろ寒さや暑さに弱いので、育てにくいのですが、がんばりました!

 下は私の携帯で撮影したクジャクサボテンと胡蝶蘭(右)です。胡蝶蘭も今咲いています。

 
撮影:青山淑子 NTT Docomo 携帯電話写メ  2010.6.13

■クジャクサボテン属
クジャクサボテン属(孔雀仙人掌属)とはサボテン科の属の1つ。学名はEpiphyllum。ラテン名のままエピフィルム属ということも多い。原種は中南米に十数種程度分布する。通常、目にするのは複雑な交配をした園芸種が多い。花期は5〜6月で、花色は赤、黄、白など。クジャクサボテン属の種は一般にクジャクサボテンといえるが、いくつかの野生種を交配して作られた雑種の園芸系統E. hybridを特にクジャクサボテンと呼ぶこともある。

主な種
○ゲッカビジン(月下美人) E. oxypetalum :夜だけ開花することから月下美人と呼ばれる。
○ヒメゲッカビジン(姫月下美人) E. pumilum :ゲッカビジンに似るが花が小さい。
○ハクビクジャク(白眉孔雀)、ユウカククジャク(有角孔雀) E. anguliger :ゲッカビジンに似るが低温に適す。


出典:Wikipedia