←エントランスへはここをクリック   


<奧会津>
西会津の雪景色

青山貞一
 
池田こみち
掲載月日:2011年1月2日
 独立系メディア E−wave 無断転載禁

第5次福島県内現地調査〜歴史文化編〜(2011.12.25-27)
@<北茨城>六角堂と岡倉天心 F<会津若松市>蒲生氏郷と鶴ヶ城
A<いわき市>勿来の関 G<会津若松市>蒲生氏郷と茶室・麟閣
B<いわき市>勿来火力の復旧状況   H<奧会津>西会津の冬景色
C<いわき市>岩間の復旧状況 I<奧会津>下郷町の雪風景と大内宿
D<いわき市>漁港の復旧・復興状況 J<奧会津>いつもと変わらない南会津
E<いわき市>豊間海岸と薄磯海岸

 ここでは、2011年12月26日〜27日に行った福島県内放射線調査のうち西会津町の雪景色について紹介したい。

 放射線量測定調査の結果は、以下をご覧頂きたい。

●第5次福島県内空間放射線量現地調査結果(2011.12.25-27)
C福島県会津若松〜喜多方〜西会津 


今回の調査対象地区となった会津若松地区

 第5次調査では、調査日の天候を予測し車のタイヤをスタッドレスに変えるなど寒冷地対策、雪対策をしてきた。しかし、この時期の奧会津地域の降雪は思いの外すごく、一時は調査を断念することを考えるほどだった。

 調査2日目の2011年12月26日、会津若松市東山温泉地区の雪は朝から降りやまず、ひどくなる一方だった。昼になって降雪がゆるくなったのをみはからい、宿泊先を出発し喜多方市に向かった。

 下は調査に使ったトヨタ・ヴィッツである。わずか一晩で駐車場に止めた車は雪で真っ白となってしまった!


測定に使った車は一晩でご覧の通り(会津若松市東山にて)

 会津若松市東山温泉地区から喜多方市へは県道121号線がまっすぐ北上している。途中も吹雪はやまない。道路は下の写真のように一面真っ白。


喜多方市に向かう途中の一般道
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26

 
湯川村に入っても雪はやまない。
 

喜多方市に向かう途中の一般道
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26

 しかし、突然、青い空が見えるなど、この日は一日中、天候がめまぐるしく変化した。


喜多方市に向かう途中の一般道
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26

 喜多方市内に入ったとたん、ラーメン屋の看板が頻繁に出てくる!


喜多方市内に入るとラーメン屋の看板だらけ
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26

 やっとのことで喜多方駅に到着。

 喜多方市は、福島県会津地方の北部に位置する市。合併後の人口は約5万1千人である。かつては北方と呼ばれていた。蔵と桐が多く、喜多方ラーメンでも知られる。合併によって喜多方市になった山都町はそばの里、高郷町は化石の里として知られる。

 この辺で降雪はゆるくなってきたが、マイナス2〜マイナス3℃ある。幸い風がないので体感温度はそれほどでもない。


福島県会津若松地区北部の最北部、喜多方駅前にて
撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10  2011.12.26

 私たちは、なにしろ一昨年の真冬バルト三国とフィンランドに現地調査ででかけたのでこれ以上の寒さは経験済みだ。そのときは、気温は同じマイナス2〜マイナス3℃であったが、風が強く、また道路が凍結していて大変だった。そこいら中で転んだし、デジカメの電池が超低温ですぐに使えなくなって困った。

 実は、今回の会津でも私が常用しているニコンのデジカメ(Cool Pix S8)が、たいした枚数を撮影していないのに、電池の残量が少なくなっていますという警告がでた。このS8モデルは非常に薄くできていて外気温をそのまま電池に伝えてしまうため、このようなサインがでてしまったわけだ。これは私の敗着だ!

 吹雪の中、喜多方市を後に一般県道16号線で西会津に向かう。

 予想されたとおりこれが一番大変だった。雪で路面が見えない道路が続出した。下の写真は会津坂下町に入る直前のものだが、喜多方駅で一端やみそうになった雪は、写真の通り激しさを増してきた。


福島県会津坂下町の入り口にて
撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10  2011.12.26

 途中、下の写真にある阿賀川に架かる鉄橋で見た雪景色は秀逸だった。


福島県西会津近くの阿賀川に架かる鉄橋にて
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26

 下の写真は西会津近くの阿賀川に架かる鉄橋上で撮影したものだが、これより北西10kmちょっとで新潟県である。


島県西会津近くの阿賀川に架かる鉄橋にて
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26


福島県西会津近くの阿賀川に架かる鉄橋にて
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26

 この先ではじめて西会津の標識が出てきた。


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26

 下は塩峯トンネル。


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26

 西会津前の高郷町峯付近で巨大なダムにでくわす。市町村合併で喜多方市は相当西まで延びており、この高郷町峯付近も喜多方市である。


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26

 西会津は柿で有名、一般道の沿道には実にたくさんの柿の木が植えられ、下の池田が撮影した写真のように雪の中でたわわに実をつけていた!

 以下、沿道の「柿」の木を4枚見て欲しい! 何ともかわいらしい冬景色だ!


一般道の沿道の畑には実にたくさんの柿の木が植えられていた
撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10  2011.12.26


一般道の沿道の畑には実にたくさんの柿の木が植えられていた
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26


一般道の沿道の畑には実にたくさんの柿の木が植えられていた
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26


一般道の沿道の畑には実にたくさんの柿の木が植えられていた
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26

 後で池田が調べたら「会津身不知」(みしらず)柿がこの地では有名なようだ。

 この先、雪はさらにひどくなる一方。下の写真のように道路が見えにくくなり危なくなる!


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26

 下はJR磐越西線の鉄橋。もう西会津の中心地、JR野沢駅は近い。

 
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26

 やっとJR野沢駅に到着する!


西会津のJR野沢駅
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26

 以下は西会津町の公式Webによる西会津町の概要である。概要にあるように町全体の86%が森林であり、実際、走っていて実感した。

 おそらく春から秋に来ればすばらしい自然景観や清流が堪能できるだろう。

■西会津の概要

 西会津町は福島県の西北部、耶麻郡にあり、東経139度40分、北緯37度45分に位置しています。

 周囲は東に喜多方市及び会津坂下町、南に柳津町、金山町とそれぞれ接し、北及び西は新潟県阿賀町と接し、会津の西の玄関口と言われており、「会津の霊地」信仰の里として古い歴史と美しい自然に恵まれた人情味豊かな町であります。

 町の広さは東西17.55km、南北34.50kmで、面積298.13平方kmを有していますが、その約86%は山林になっています。

 西に越後山脈が走り、北には磐梯朝日国立公園の雄姿、万年雪を戴く飯豊連峰が間近に望まれ、中央に電源の宝庫、阿賀川が13の支流を集めて西に流れ、日本海に注いでいます。それに並行して、磐越自動車道、国道49号線と磐越西線が横断しています。

 青い空と濃い緑、山と澄んだ清流が調和した、四季を彩る豊かな自然環境は、西会津の誇りです。

 気候は、日本海型に属し、夏は高温多湿ですが、朝晩は涼しく過ごしやすいほか、高温期間が比較的短くなっています。冬季間は平均降雪期間が128日で、平均最深積雪量が142cmの雪深い里でもあります。

 これからは、美しい自然と心豊かな人間の共生の時代だといわれています。西会津町では、歴史との出会いの「ふれあいの観光」風光明媚な自然と接する「目で見る観光」山菜、手打ちそば、渓流魚、地酒など「食べる観光」を柱として観光の町づくりに取り組んでいます。


 西会津町の人口は合併後、7千百人となり、奥会津の町としては結構多い人口だ。

 会津若松市の宿泊先への帰りは、夕方以降、除雪していない一般道では危険なので、磐越自動車道を使うことにした。幸い、西会津に磐越自動車道のICがあった。現在、磐越高速道路の料金は無料である。

 その前に、「道の駅にしあいづ よりっせ」に立ち寄る。蜂蜜ブルーベリーなどいろいろこの地ならではの加工食品があり、おみやげに購入する。


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8  2011.12.26
 
つづく