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真夏の上信越を行くE
ひさびさ旧軽で
クラシック音楽を鑑賞

青山貞一池田こみち

29 August 2009 無断転載禁
初出:独立系メディア「今日のコラム」


 実験が一段落した8月17日、ひさびさ軽井沢の大賀ホールにクラシック音楽を聴きに行った。大賀ホールは長野県知事の政策顧問をしていたとき、軽井沢町長、小諸市長との討議でここの会議室を使って以来だ。

 北軽井沢から旧軽井沢の大賀ホールへは、国道146号線→白糸の滝→三笠通り→旧軽井沢のルートで30分ほどで行ける。

 下の写真は有名な三笠通り。

 

 この三笠通りの途中に下の写真にある旧三笠ホテルがある。ただし、下の写真は昨年11月に撮影したもの。


旧軽井沢地区の旧三笠ホテルにて
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10  2008.11.2


旧軽井沢地区の旧三笠ホテルにて
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10  2008.11.2


旧軽井沢地区の旧三笠ホテルにて
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10  2008.11.2
 
 三笠通りを南に下りきると旧軽井沢の繁華街だ。旧軽井沢、通称、旧軽は今や原宿の竹下通りなみのミーハー的な賑わいで、昔の面影はない。

 大賀ホールはJR軽井沢駅から歩いてもそれほど遠くない矢ガ崎公園の池のほとりにある。



 大賀ホールの設立系及び大賀氏の挨拶

 以下は大賀ホールの設立経緯。

 軽井沢町では、ソニー株式会社の名誉会長である大賀典雄氏より、軽井沢大賀ホールを寄贈していただきました。かねてより町民の方々が期待をしていた音楽ホールの実現を心より歓迎いたします。

 この地軽井沢は、明治の時代に宣教師により見出されて以来、美しく清楚な自然と保健休養地としての環境を守り続けてまいりました。先人たちが育んできた薫り高い伝統と文化を、世界的視野と未来への展望に立ち、後世につなげてゆくことが私たちの願いであります。

 真の文化を理解し継承していくためには、文化そのものに常日頃から慣れ親しんでいることが大切です。音楽を上演し鑑賞するだけでなく、人を育て学ぶことや文化活動に積極的に参加することで、地域に文化が息づいてきます。

 この音楽ホールをきっかけとして様々な出会いや交流が生まれ、町民や軽井沢を訪れる人々の心が自然の美しさと、音楽のかもし出す感動に包まれることを望んでおります。

 以下は、大賀氏の設立時のご挨拶

 爽やかな風と美しい自然にめぐまれた軽井沢に来ると心も身体も生き返ります。

唐松の林を散策しながら小鳥の声を聞けば、ベートーベンのように音楽が心に浮かんできます。

 ふと気が付けば、しかし、ここには音楽ホールというものがありませんでした。

平成15年1月にソニーの役員を退任致しましたが、その退職慰労金で音楽ホールを、と思い立ちました。

 このホールは音響的理想を追求した五角形をしております。また、木の温もりが感じられ、年月を経るごとに音の深みも増すと言われております。ホールが町の音楽文化とともに育っていくことを期待しております。

出典:http://www.town.karuizawa.nagano.jp/index_o.asp



 少し早めに付いたので、ロビーでお茶を飲む。



 今日(8月17日)は、軽井沢八月祭の真っ最中だ。

 以下の17の午後のプログラムである。

 この春3月、大学の仕事でポーランド各地を回ったが、ポーランドといえば、国際空港の何も付いているショパン、そのワルツ 作品64-1変ニ長調「子犬のワルツ」, 作品64-2 嬰ハ短調がロシアの気鋭の女流ピアニストで聞ける。

ヴィクトリア・シェレシェフスカヤ(ピアノ)


 1983年モスクワ生まれ。6歳よりピアノを始め、チャイコフスキー音楽院(モスクワ)のピアノ教師だった母、レナ・シェレシェフスカヤに師事。

 1993年より母の赴任とともにフランスへ渡り、Colmar Conservatoryを2000年に卒業。その後リヨン国立高等音楽院へ進む。

 8歳の頃からロシアやフランスの国際ピアノコンクールで多数の受賞歴を持ち、ロシア、フランスで、ソリストとして多数のオーケストラと共演を重ね、フランス、ドイツ、ロシア、アメリカなどでリサイタル開催と同時に、数々の音楽祭にも参加。

2007年よりマキシム・ガンツ(チェロ)


■15:30-16:30 Part.3 哀愁のロマン派〜音楽の詩人たち
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さて、おやつの時間には華やかなロマン派。シューマン、ショパン、メンデルスゾーンと華やかな楽曲が並びます。

お馴染み、ショパンの「子犬のワルツ」をロシアから来日したヴィクトリア・ シェレシェフスカヤ(ピアノ)が演奏。ショパンは来年、生誕200年を迎えます。
 
そして、なんといっても聴き逃せないのは、佐藤俊介(ヴァイオリン)、古川展生(チェロ)、野平一郎(ピアノ)という軽井沢八月祭ならではの豪華メンバーでお届けする、メンデルスゾーンの「ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調」。この夏一番の”メントリ”、自信を持ってお届けします。

【曲目】
シューマン:森の情景 ・・・野平一郎(ピアノ)
ショパン:ワルツ 作品64-1変ニ長調「子犬のワルツ」, 作品64-2 嬰ハ短調・・・ヴィクトリア・シェレシェフスカヤ(ピアノ)
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調・・・佐藤俊介(ヴァイオリン)、
古川展生(チェロ)、野平一郎(ピアノ)
出典:軽井沢8月際


大賀ホールのメインホール

 下はピアノ調律中の大賀ホール。



 わずか一時間のプログラムだが、秀逸なクラシックピアノを聞けた。 メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調もすばらしかった!

 下の写真は演奏後観客の拍手に応える左から佐藤俊介(ヴァイオリン)、ひとりおいて野平一郎(ピアノ)、古川展生(チェロ)の各氏。



 ちなみに、指定席券は2500円。当日、開演一時間前に購入できた。

 

 終了後そとにでると、夕暮れの矢ガ崎公園の池にも夕闇が降りていた。



 池にはカモの家族がのんびり浮かんでいた。

 今日は軽井沢でひさびさのクラシック生演奏を聴けた!




つづく