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歌舞伎と両神山

小鹿野町

E両神神社(里宮)に向かう

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda

December 15, 2015
Independent Media E-wave Tokyo
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小鹿野町          10 11 12 

 2015年12月14日(月)、私達は小鹿野町の各地の神社で行われる歌舞伎や祭りについて現地視察した後、両神山信仰の拠点を現地視察することにした。

 とは言っても、すでに時刻は午後2時半を過ぎている。

 1723mの両神山を登山するのは無理である。そこで、両神山の登山口にある両神神社の里宮まで車で行ってみることにした。下は小鹿野町役場から県道279号線により両神神社の里宮までのルートをヤフーマップにプロットしたものである。Sがスタート、Gがゴールである。

 さらに下のグラフは、上記のルートに対応した標高(m)である。スタートからゴールまでの距離は、約9.7km、スタート点の標高は、約280m、終点の標高は約551mであることが分かる。

 走行した道路は国道299号線に併走する県道279号線である。


経路データ   出典:ヤフー地図 


標高データ   出典:ヤフー地図 

 実際に小鹿野町役場近くから両神神社の里宮に車で向かってみると、県道279号線とはいっても、道路の幅員は狭く、所々では1台の車が通るのがやっとという場所もある。

 この秋に行った三国峠から秩父までの中津川林道のように道路は舗装されていないことはないものの、前から車が来るとすれ違うのが難しい場所が多い。

 最初は下のように道幅に余裕があった。紅葉は過ぎていたものの、ところどころ下の写真のように紅葉が残っていた。


県道279号線の沿道の紅葉の名残
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2015-12-14

 しかし、次第に以下のように狭くなった。おとなりの群馬県の南牧村ほどではないが、国道279号線の沿道には限界集落を感じさせる雰囲気が漂っていた。


県道279号線の沿道
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2015-12-14

 下は、県道279号線の沿道の民家近くの柿の木である。なかなか趣がある。


県道279号線の沿道の民家近くの柿の木
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-12-14

 車線は上の写真のような一車線と下の写真のような二車線が交互となった。さらにどう見ても限界集落寸前のところも多数見受けられた。群馬県南牧村の馬坂(まさか)集落のような場所である。


県道279号線の沿道
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2015-12-14

 そうこうするうちに、両神神社の里宮近くに到着した。


県道279号線の終点
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2015-12-14

 ここには、両神神社の里宮とともに、両神山の登山口そして下の写真にあるように民宿の両神山荘があった。池田が駐車料金を支払いに行くと、山荘の主人の奥様が「これから登るの?」と怪訝な顔をして尋ねたそうだ。

 私達は尾瀬沼などにも午後から登山口を出発したことがあり、一般の登山者などからすると、何でこんな時間にと思われる。しかし、これはなにも頂上を目指す登山ではなく、いわば「様子見」であり、とりあえず雰囲気を感知するためのものだ。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2015-12-14


つづく