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文化財の宝庫・中国山西省

晋中市 <平遥古城壁

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda
December 25, 2016
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文化財の宝庫、中国山西省
総論 神怡舘再訪  山西省概要1  山西省概要2  万里の長城1  万里の長城2
大同市 五台山 雲崗石窟  懸空寺  応県木塔 南禅寺 佛光寺  九龍壁
太原市 双塔寺 晋祠 玄中寺 天龍山石窟
晋中市 平遥古城 平遥古城壁 双林寺 綿山
臨汾市 小西天 東岳廟 運城市 関帝廟 永楽宮
その他 仏像 工芸品 民族楽器 書・絵画 まとめ 補:他寺院



◆平遥城牆(平遥古城の城壁)


世界遺産



 以下は晋中市中心から平遥古城壁への行き方です。バスで約95kmあり1時間21分かかります。平遥古城壁の場所は平遥古城とほぼ同じです。


出典:グーグルマップ

 以下は、平遥城壁の位置です。


出典:グーグルマップ

 平遥は明清時期に各地に築かれた県城の原型がよく保存されており、「龜城」(亀城)の名があります。城内の街路は「土」字形をなし、建築は八卦の方位に準じて配置されており、明清時代の都市計画の理念と基本を体現しています。

 城内外には数多くの旧跡や古建築が300か所以上あり、その他明清時代の民家邸宅が4,000軒近く残り保存状態も良いのです。街路に建ち並ぶ商店などはかつての姿を残しており、中国近世の商都の街並みの生きた見本となっています。

 平遥の城壁(城牆)は明の洪武三年(1370年)に築かれました。現在は6つの城門と瓮城、4つの角楼、72の敵楼が残っています。南門の城壁は2004年に倒壊したため翌年以降に再建されましたが、その他の部分は明代のままです。

 これは中国に残る都市の城壁の中でも規模が比較的大きく、歴史も古く、保存状態が完全に近いものであり、世界遺産を構成する核心部分です。その他、世界遺産には城の外にある仏教寺院の鎮国寺と双林寺、および孔子廟である平遥文廟が含まれています。

★平遥古城壁(へいようこじょうへき)

  「平遥県」中心に位置する「平遥古城壁」は、西周宣王帝 時代に造られ、その後明時代に増築され、現在のレンガ式 の城壁となっています。

  山西省で現存する城壁の中でも、規模が最大であり、国務院 から歴史名城の一つとして保存されています。

  全長約 6160m、壁高約 10mの城壁には 3000 の「 口」、また 60m間隔で、計 722 の「観敵楼」が建ち並んでいます。 この 3000、72 という数字は、「孔子」の 3000 人の弟子と、72 人の賢人からきてお り、敵からの攻撃を防ぐのに大いに役立ったとされています。

  また以前、城壁周辺には、「護城河」が流れており、戦争中この河は、町の人々を大いに 助けたといわれています。東西には「瓮城」、東南には高さ24m、8角形の瑠璃瓦で覆 われた「奎星楼」があります。

 出典:感動大陸 


出典:壮大な歴史との出会い 山西省 埼玉県山西省友好記念館


出典:wikipedia


The Wall of Ping Yao city, Shanxi, China 平遙城牆,中國山西。
Source:Wikimedia Commons


出典:中国国家観光局


出典:中国国家観光局


出典:中国国家観光局


Muralla de la ciudad antigua - Old city wall
Source:Wikimedia Commons


Old city wall
Source:Wikimedia Commons


つづく