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 シルクロードの今を征く
Now on the Silk Road

西安城壁

西安
(Xi'an、中国)

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2015年1月22日 更新:2019年4月~6月
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西安城壁  城壁(詳細1) 城壁(詳細2)  城壁(詳細3)  城壁(詳細4) 
城壁(詳細5) 
視察1  視察2  展示1
  西安鐘楼  展示1  展示2  鼓楼博物館


 次は西安にある主に明代にできた城壁です。

◆西安城壁Xi'an 中国西安市)

 
 西安と言えばシルクロードの起点というだけでなく「城壁」です。

 下の写真は現在の西安城壁ですが、主に明の時代に造成されたものです。


西安の城壁の上にて Source:Wikimedia Commons
明時代の城壁 Source:Wikimedia Commons



西安古城壁は、完全に保存されている世界最大の古代城壁として、また世界で最も整った
古代の軍事砦として有名です。  Source:Wikimedia Commons


概要

 現在、西安にある城壁は、唐の長安城を基礎に明の洪武年間(1370年~1378年)にかけて、レンガを積み重ねて築かれました。 城壁は、周囲13912メートル、高さ12メートル、底の幅18メートル、頂部の広さ15メートルある。 厚さが高さより大きい堅固な城壁である。

 唐の時代は18あったというもんですが、現在は南門、北門、西門、和平門、文昌門などから城壁に上ることができます。

 唐の時代、西安は長安と呼ばれ、その時中国の茶、陶磁器、文化、科学はシルクロードより世界へ伝播されていた。西安には敵から街を守る擁壁が約14kmの長さで構築され、シルクロードの東の起点に西城門があります。

 シルクロード交流2100年を記念して、1988年に建てられたキャラバンの群像。当時は現在の西安城壁のさらに外側に、もうひとつの城壁がありました。群像は その城壁の門があった場所に設けられ、"シルクロード起点"といわれています。

 なお、一日単位の西安城壁入場料は現在約900円です。


 
以下は、現地で撮影した現在残っている西安の城壁ですが、実はもともとは、これより遥かに広大な城壁でした。というのも、城壁内の鐘楼は、中央よりみなみにありますが、唐や元の時代には、この少量が城壁の丁度真ん中にあったのです。


現在の西安城壁
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


 以下は唐時代の西安城壁の地図です。現在より相当大きいことが分かります。現在が長方形とすれば、この時代は正方形だったのです。


唐時代の長安の地図(7~10世紀)
Source:Wikimedia Commons


 以下は現在の城壁より格段に大きかったころの西安城壁です。漂「大興市」パターンと呼ばれています。


漂「大興市」パターン
出典:中国百度百科

 以下は、上記のころに造成された門で現在も残っているものです。


西安の城壁
出典:中国百度百科

 以下は、明王朝の唐王朝長安市帝国都市の拡大の概略図です。上の地図より少し南部が狭くなっていますが、それでも現在の西安城壁より相当広いことが分かります。


明王朝の唐王朝長安市帝国都市の拡大の概略図
出典:中国百度百科


 なお、明代に創建された城壁については、本稿冒頭の年代別の歴史と文化のうち、以下が参考になります。

   明 6 西安城壁



西安市の城壁、塔から東方向の眺め
Source:Wikimedia Commons



中国 西安の城壁
Source:Wikimedia Commons



中国 - 西安7 - 旧市街の城壁の上にて
Source:Wikimedia Commons



城壁
Source:Wikimedia Commons



桂林、西安、陝西省、中国
Source:Wikimedia Commons



含光門址博物館
Source:Wikimedia Commons


西安城壁(詳細1)つづく