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イラン・世界遺産11

シャイフ・サフィーアッディーン廟の歴史的建造物 (2010年)

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2015年1月23日 更新:2019年4月~6月
独立系メディア E-wave Tokyo
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 次はイランの世界遺産11です。

◆イランの世界遺産11 アルダビールのシャイフ・サフィーアッディーン廟の歴史的建造物 (2010年)


出典:Wikipedia


アルダビールのシャイフ・サフィーアッディーン廟の位置
出典:グーグルマップ


アルダビールのシャイフ・サフィーアッディーン廟の歴史的建造物 (2010年)
オリジナルのアップロード者はペルシア語版Q52Ashena iranさん - 原版の投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
Source:Wikimedia Commons

概要

 シャイフ・サフィー・アッディーン廟は、イランアルダビール州アルダビールにある廟建築です。2010年、UNESCOの世界遺産に登録されまし。登録名は、「アルダビールのシャイフ・サフィー・アッディーン廟の歴史的建造物です。


イランのアルダビルにあるシェイクサフィの墓
Dr.Hamed - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
Source:Wikimedia Commons

歴史

 アルダビールにあるシャイフ・サフィー・アッディーン廟が建設されたのは、1334年のことです。

 サファヴィー教団の教祖であるサフィー・アッディーン・イスハーク・アルダビーリーの息子であるサドル・アッディーン・ムーサー(en)が父の死後、建設を指揮しました。

 この廟建築には、図書館、モスク、学校、貯水池、病院、厨房、パン工場やそれ以外のオフィスといった機能を持つさまざまなセクションから構成されています。

 この廟建築のさまざまな場所で、8つの門で分離されている特色を持ちます。8つの門とは、スーフィズムの8つの行うべき態度を意味します。

 サファヴィー朝時代を通して、この廟建築は増築されてきました。複数名のサファヴィー家のシャーおよびハレムの人間がここに埋葬され、また、チャルディラーンの戦いを含むサファヴィー朝が行ってきた戦争の犠牲者もここに埋葬されました。


◆写真ギャラリー


his is a photo of a monument in Iran identified by the ID
مهدی احدزاده - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
Source:Wikimedia Commons


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مهدی احدزاده - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
Source:Wikimedia Commons


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Roohparvar17903 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
Source:Wikimedia Commons


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Bahar gh63 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
Source:Wikimedia Commons


This is a photo of a monument in Iran identified by the ID
Niloofar mahmoodian - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
Source:Wikimedia Commons

アルダビールのシャイフ・サフィーアッディーン廟の歴史的建造物世界遺産への登録基準

 この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用)。

(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。

(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。

(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。



世界遺産12へつづく