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 シルクロードの今を征く
Now on the Silk Road

イラン・世界遺産17

シャフレ・ソフテ (2014年)

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2015年1月23日 更新:2019年4月~6月
独立系メディア E-wave Tokyo
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 次はイランの世界遺産17です。

◆イランの世界遺産17   シャフレ・ソフテ (2014年)


出典:Wikipedia


シャフレ・ソフテの位置
出典:グーグルマップ


シャフレ・ソフテ
Saeedrahdari (سعید راهداری) - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
Source:Wikimedia Commons

 シャフレ・ソフテ(ペルシア語: شهر سوخته‎、「焼けた都市」の意味)は青銅器時代の遺跡です。

 ジーロフト文化(英語版)の都市で、紀元前3200年頃に日干し煉瓦で作られました。現在のイランのスィースターン・バルーチェスターン州、ヘルマンド川の岸にある。2014年6月にUNESCOの世界遺産リストに登録されました。


This is a photo of a monument in Iran identified by the ID
Amirkhan33 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
Source:Wikimedia Commons


شهر سوخته نام بقایای دولت شهری باستانی در ایران است که در ۵۶ کیلومتری زابل و در حاشیه
شهر سوخته نام بقایای دولت شهری باستانی در ایران است که در ۵۶ کیلومتری زابل و در حاشیه
Mehr News Agency, CC 表示 4.0, リンクによる
Source:Wikimedia Commons

概要

 2014年に世界遺産に登録されたシャフリ・ソフタは、紀元前4千年紀後半~前3千年紀の遺跡として知られており、古くから、東西交易の要所として栄えてきたことを示す重要な遺跡です。シャフリ・ソフタとは、「焼失の町」を意味しています。

 ここは、青銅器時代の交易ルートで、イラン高原を横断していく要所でした。かなり古い時代の遺跡ですが、砂漠地帯で乾燥する気候が保存状態を良好に保つこととなりました。この遺跡は、1967年に発見されました。

 イランとイタリアの合同発掘チームが発掘作業にあたっています。遺物から、ペルシャからインド方面への交通の要衝として重要な場所であり、サーサーン朝やイスラーム勢力にとっても大切な地域でした。この遺跡は、泥レンガで造られた古代都市の様子がよくわかるもので、創成期の社会構成など解明するのにとても参考になるものです。

 この都市の発展は、人口増加に伴い、大まかに、4期に分けられますが、最盛期の4期に忽然とその痕跡を消していて、謎めいています。「焼失の町」が意味しているように、ここには、何らかの突発的な出来事により、燃え尽きてしまったたような痕跡があるのです。

出典:世界遺産オンラインガイド


◆写真ギャラリー


Ceramic vessel from Iran, Shahr-e Sukhteh Necropolis, 2800-2300 BC
NearEMPTiness - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
Source:Wikimedia Commons


شی کشف‌شده از شوش
درفش کاویانی - イラン国立博物館, CC 表示 3.0, リンクによる
Source:Wikimedia Commons


شهر سوخته نام بقایای دولت شهری باستانی در ایران است که در ۵۶ کیلومتری زابل و در حاشیه جاده زابل-زاهدان در شرق ایران در استان سیستان و بلوچستان واقع شده‌است.
Mehr News Agency, CC 表示 4.0, リンクによる
Source:Wikimedia Commons


This is a photo of a monument in Iran identified by the ID
Shasooza - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
Source:Wikimedia Commons


نمونه ای از گردنبندهای کشف شده در شهر سوخته
Rasool abbasi17 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
Source:Wikimedia Commons
 
シャフレ・ソフテの世界遺産への登録基準

 この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用)。

(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。

(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。

(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。



世界遺産18へつづく