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メアリー・ステュアートの足跡を追って
スコットランド
2200km走破

ポートカリス門とアーガイル塔

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
2017年12月10日公開予定
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◆ポートカリス門とアーガイル塔(落とし格子門)


ポートカリス門(Portcullis Gate)
Source:Wikimedia Commons

 ポートカリス門(Portcullis Gate)は1571-73年のラング方位(Lang Siege)に続いて摂政モートン(Regent Morton)による包囲戦で破壊されたコンスタブル・タワ−(Constable's Tower)を置き換えたものです。

 1584年、門舎の上部がウィリアム・ショウによって開発されました。これはさらに1750年に改造されています。

  1886年から1887年にかけ、この建物は建築家ライト・ブランク(Hippolyte Blanc)が設計したスコットランド貴族様式(Scots Baronial)の塔に置き換えられましたが、元のポートカリス門はその下に残りました。


ポートカリス門(Portcullis Gate)
撮影:青山貞一 NikonCoolpix S8


ポートカリス門(Portcullis Gate)
撮影:青山貞一 NikonCoolpix S8

 この新しい構造物はアーガイルタワーと名付けられました。アーガイル伯爵第9伯が1685年に処刑される前にここで拘束されていたからです。アーガイル・タワーの再建は、ウィリアム・ネルソン出版社が資金提供した一連の建造物の中の最初のものとして行われました。

 門のすぐ内側には、西側にワン・オ'クロック・ガンの置き場所であるマイルズ・マウント・バッテリーがあるアーガイル・バッテリーがあります。ここからはプリンセス・ストリートを見下ろすことができます。

 バッテリーの下には低い防衛壁があり、岩の底には1362年に建設された聖マガートの井戸を保護するために建てられた瓦礫の塔があります。この天然の泉は、城のための重要な二次的水源となっていました。クレーン要塞として知られているプラットフォームに取り付けられたクレーンによって水が持ち上げられています。

撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8


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