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日隅一雄弁護士 連続対談企画第4回
こんなに遅れている日本の情報公開制度
青山貞一
掲載月日:2012年3月16日
 独立系メディア E−wave Tokyo

 
 私は1月20日、友人の弁護士、日隅一雄さんの誕生日に岩波のセミナーホールで対談を行いました。当日、会場は超満員、また、生中継したニコニコ動画は1万9千人のアクセスとなりました。

 その日隅弁護士は、胆嚢がんを告知して今日で298日目になります。闘病日誌を見ると、状態は相当悪く、当然のこととして日常生活もままならないようです。

 そんな中、連続対談企画第4回が本日夜、同じ岩波セミナーホールで行われます(青山は第2回目)。私は所要で欠席となりますが今回は「こんなに遅れている日本の情報公開制度」をテーマにしています。対談相手は、三木由希子さん(NPO情報公開クリアリングハウス理事長)です。

 ご都合のつくお方はぜひ、ご参加ください! 

 ところで日本人の1/3はがんで死ぬというように、がんは依然猛威をふるっています。おそらく福島原発事故により今後、日本人全体のがんの羅漢率(疾病の発生率ともいう.一定期間に発生する患者数が全人口に占める割合)は中長期的にさらに上昇する可能性が高くなるはずです。

 喫煙は論外中の論外ですが、低濃度であってもがんの原因となるダイオキシン類、PAH類(日本では軽視されている)、アスベスト、食品添加物、農薬など、身の回りに多くの発ガン物質が存在しています。

◆NPJ (News for the People in Japan) PRESENTS
NPJ編集長 日隅一雄弁護士 連続対談企画第4回
こんなに遅れている日本の情報公開制度

東電原発事故を契機として、市民は自らが主権者としての権利を実行できていな
いことに気づき
始めた。必要な情報も知らされず、政策の決定過程に関与もできず、お上の指示に従わせられる…

その状況に甘んじていたことが今回の大事故の遠因だった。なぜ、主権者として振舞うことができなかったのか、その理由は、市民の怠慢ではなかった。日本では民主的な制度が整っておらず、民意が反映されにくい社会になっていた。

「原発と報道」、「審議会制度」、「内部告発と秘密保全法」を各回のテーマとして、日本の民主主義のあり方を問うてきた連続企画。第4回目となる今回は、主権者として情報をいかに入手することができるかという問題の根幹に関わる情報公開制度を取り上げたい。

日本の制度がいかに遅れているかを確認し、制度改善の必要性を検討したい。対談相手は、情報公開請求の実践者であるNPO情報公開クリアリングハウスの三木由希子理事長。具体的な問題点を指摘してもらえるはずだ。

参加者も含めて議論沸騰、毎回インターネットで数万人が視聴するこの企画、是非ご参加ください。

第4回 「こんなに遅れている日本の情報公開制度」
2012 年 3月16 日(金)午後6時30 分〜(開場6時)

ゲスト:三木由希子さん
(NPO情報公開クリアリングハウス理事長)

※eメールでゲスト及び日隅編集長への質問を受け付けます。

前日までに pr@news-pj.net へ

会場 岩波書店アネックスビル3階セミナーホ−ル

千代田区神田神保町2-3-1
(神保町交差点、1階が岩波ブックセンターのビル)

地下鉄神保町駅(都営三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線)
A6出口徒歩1分

参加費 500円(NPJ賛助会員は無料)

当日受付でお支払いください。なお、会場の都合により,参加を先着順とさせて頂く場合がありますのでご了承ください。

【主 催】 NPJ(News for the People in Japan) http://www.news-pj.net

(NPJとは、弁護士等が中心に運営しているインターネットメディアです)
【問い合わせ】 城北法律事務所 弁護士 田場曉生(пF03-3988-4866