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   東マレーシア・サバ州現地予備調査

コタキナバルの中心市街地へ
Kota Kinabalu Down Town

青山貞一 Teiichi Aoyama
池田こみち Komichi Ikeda

掲載月日:2015年2月8日
独立系メディア E−wave Tokyo

無断転載禁
<全体目次>

 実質初日の2015年2月1日、午後2時に始まったオランウータン観察が4時過ぎに終わりました。中途半端な時間ですが、せっかくなのでホテルのシャトルバスを往復利用し、ホテルから37km離れているコキタナバルの中心市街地に夕食に行くことにしました。

 ホテルが運営しているシャトルバスは、ホテルと空港近くある同系列のホテルを大型バスの一日4往復するものです。私達の場合、中心市街地から37kmも離れているので、タクシーを使うと往復で6000円〜7000円もかかります。

 しかし、このシャトルを使うと往復で約500円と格安となります。ただし、シャトルが停まるのは、両端のホテル以外は、@1ボルネオ(ワンボルネオ)、AWisma Merdeka、それにBセンターポイントのいずれかです。

 ちなみに@1ボルネオ(ワンボルネオ)は、高層ビル内にモールや飲食街をぎっしり詰めた新市街地、AWisma Merdekaは市街地の北側にある、ショッピングセンター、Bセンターポイントはその名の通り、コタキナバル中心市街地の中心にあります。

 下の地図は宿泊先ホテルからBセンターポイントまでの経路と時間を示しています。


ホテルからセンターポイントまでの経路と時間 出典:グーグルマップ

 このシャトルバスは、指定された時間に指定された場所で、利用者をピックアップするすぐれもので便利で格安です。

 シャトルに乗る前に、私達は翌日(2月2日)からボルネオ島の最北部にあるクダットや東部のキタバル山公園(世界遺産)などを現地調査するためレンタカーを予約することにしました。

 レンタカーの予約はホテルに小型の乗用車を2日の朝9時30分にホテルまで持ってきてもらうことにしました。当初850ccの小型車を借りることとしましたが、クダットはまだしもキタバル山麓は登り勾配が多いので余裕を見て1300ccの乗用車としました。

 翌日朝、ホテルに配車された乗用車は見慣れない車でしたが、後日調べたらマレーシア産のPerodua Myvi 1300cc であることが分かりました。1日当たり7000円(諸経費込み)と私達がイタリア、カナダなどで借りる小型車と比べるとかなり割高です。カナダなどで1600cc車を1週間借りると1日当たり4000円程度ですみます。もっぱら、ここ数年の円安が効いている可能性もあります。

Perodua Myvi 1300cc

http://www.perodua.com.my/ourcars/myvi/overview/intro

 実は借りたレンタカーは、かなりオンボロで苦労することになりましたが、事故を起こすことはありませんでした。一方、現地ではガソリンが1リットルで40円〜50円と日本の1/3程度と格安です。これで思う存分現地調査ができます。

 下の写真は、ホテルを出て25分で到着する@1ボルネオ(ワンボルネオ)の建設中の部分です。

 1ボルネオは臨海部に忽然と高層ビルが建ち並ぶ複合型の新都心で、若者や観光客に人気にスポットです。買い物モール、ホテル、レストラン、住宅などが一体となった新市街地です。

 ※ 1ボルネオハイパーモール(1Borneo HyperMall)は、ボルネオ島最大のショッピングモールで、ボルネオ最大という意味から1Boruneoと呼ばれています。数えきれないほどのショップが入っており、ホテルが4軒にコンドミニアムも併設されており、一日中若者で賑わっています。


1ボルネオ(ワンボルネオ)
撮影:池田こみち  Nikon Coolpix S6400 2015-2-1


@1ボルネオ(ワンボルネオ)
出店:http://www.lisbeborneo.com/blog1/info/14jul/1borneo.html

 以下は当日シャトルバスから撮影した道路の状況です。道路はそこそこ混でいますが、渋滞にはなっていません。


撮影:池田こみち  Nikon Coolpix S6400 2015-2-1

 下はAのWisma Merdekaです。


AWisma Merdeka
出典:http://www.lisbeborneo.com/blog2/airticle/arukikata1.html

 下の写真は目的地のBセンターポイントに近いコタキナバルの市街地です。このあたりから沿道沿いに中国系のレストラン、商店、事務所が所狭しと並び、さらに大型ホテル、駐車場、デパートが増えてきます。


撮影:池田こみち  Nikon Coolpix S6400 2015-2-1

 下はBセンターポイントです。車寄せがあり、バス、シャトル、タクシーなどが次から次と停まります。


Bセンターポイント    出典:トリップアドバイザー

 センターポイントはその名の通り、コタキナバルの中心地です。ホテル、モール、レストランなどが所狭しとひしめき合っています。大型バスも多く大気汚染がすごく、気管支喘息の青山はあまり長い時間いられないような東南アジア特有の場所です。


センターポイントの大型複合ビル
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-1

 実際、暑さ、熱、大気汚染で青山はいたたまれない程でした。


コタキナバル・センターポイントの位置   出典:グーグルマップ


コタキナバル・センターポイントの位置    出典:グーグルマップ

 下はセンターポイントの大型複合ビルです。この一角に、シャトルバスのアクセスポイントがあります。それにしても50万人ほどの州都、コタキナバルのダウンタウンがこれほど大きく賑やかなのに驚かされました。


コタキナバル・センターポイントの大型複合ビル
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-1


つづく       <全体目次>