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2018年・東日本大震災
復旧実態調査(宮城県編)

気仙沼市沿岸1気仙沼線復興工事1

青山貞一・池田こみち 
環境総合研究所顧問
掲載月日:2019年5月20日 最終公開日:2020年2月28日
 独立系メディア E-wave Tokyo
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◆気仙沼市1気仙沼線鉄道復興工事 


出典:東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に
関する専門調査会配付資料

◆気仙沼市沿岸1

  私達は2018年7月1日、南三陸町を後に宮城県の最北端の町、気仙沼市に向かった。


出典:グーグルマップ


 私たちはこの後、南三陸町から気仙沼市に向かう。


 
下は南三陸道に入る前にあった、一民家の壁の標識だ。ただし、ここはまだ南三陸町である。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900

 
途中まで出来立ての三陸自動車道を使う。ピッカピカの道路だ。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900

◆三陸自動車道

  

 三陸自動車道は、宮城県仙台市宮城野区から岩手県宮古市に至る日本の高速道路(国道45号と宮城県道8号仙台松島線の自動車専用道路)である。略称は三陸道(英語: SANRIKU EXPWY)。高速道路ナンバリングによる路線番号は仙台港北インターチェンジ (IC) - 利府ジャンクション (JCT) 間が常磐自動車道・仙台東部道路・仙台北部道路とともに「E6」が、利府JCT - 田老北IC間が「E45」と各区間割り当てられている。

 仙台市宮城野区を起点とし、岩手県釜石市で東北横断自動車道釜石秋田線と連絡し、岩手県宮古市に至る、延長248.1キロメートル (km) の三陸縦貫自動車道の道路名。東日本高速道路株式会社、宮城県道路公社、国土交通省が管理している。また、仙台港北IC - 利府JCT間は、常磐自動車道に並行する一般国道自動車専用道路である仙台東部道路・仙台北部道路間を結ぶ役割をしている。高規格幹線道路の路線名は三陸縦貫自動車道。

 三陸北縦貫道路・八戸久慈自動車道と一体となって三陸沿岸地域の物流を担う事になる道路である。 仙台港北ICから八戸久慈自動車道 八戸JCTまでの約359 kmの区間は、東日本大震災からの復興道路「三陸沿岸道路」として事業化された。

 なお、志津川-本吉間は2020年完成予定となっている。

接続する高速道路
 E6 仙台東部道路(仙台港北ICで直結)
 E6 仙台北部道路(利府JCTで接続)
 E46 釜石自動車道(釜石JCTで接続)
 E45 三陸北縦貫道路(田老北ICで直結)

出典:Wikipddia


◆気仙沼線復旧工事

 
その後、すぐに三陸自動車道から海岸線に近い従来の国道45号線に移る。すると、国道45号線の沿道では下の写真のような多くの橋梁、堤防などの公共工事が進められていた。この工事はおそらく鉄道の鉄橋である。

 
後日調べると、これは気仙沼線の復興工事の一部であった。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 

 この大工事は、後日調べたら以下のグーグルマップにあるように、南三陸町と気仙沼市を結ぶBRTの工事であった。このBRTは3.11の津波で軌道が破壊されたため、高架バス路線として再建されていた。

 
この区間はJR東日本が運営していますが、鉄道ではなくBRTという高速バスによるサー  ビスとなっています。


紫色の線が南三陸町と気仙沼市を結ぶBRT用の高架橋
出典:グーグルマップ


BRTの路線と停車駅地図

◆BRTの概要
 
(出典:気仙沼線・大船渡線BRT(バス高速輸送システム)JR東日本)

 「BRT」とは、バス・ラピッド・トランジット(Bus Rapid Transit)の略で、連節バス、PTPS(公共車両優先システム)、バス専用道、バスレーン等を組み合わせることで、速達性・定時性の確保や輸送能力の増大が可能となる高次の機能を備えたバスシステムです。

気仙沼線・大船渡線BRT(バス高速輸送システム)

当社の「BRT」の概要

気仙沼市沿岸2気仙沼線復興工事2


気仙沼2つづく