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スラマニ寺院(6)壁画

Sulamani Phaya


青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
掲載月日:2016年6月24日
独立系メディア E−wave Tokyo

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バガン最後の夕食

 次はスラマニ寺院回廊の壁画です。

 スラマニ寺院内部の大きな壁には大きな壁画あることが分かります。これらの壁画は大変巨大でありフレスコ画として貴重なものです。

 フレスコ画というと、私達が何度も足を運んだ古代ローマ、ポンペイ遺跡、ミノーリの遺跡などが有名ですが、何と東南アジアのバガンにもあったのです。

 しかも、スラマニ寺院の壁画はどれも巨大です。


◆フレスコ(英語: fresco、イタリア語: Affresco)

 フレスコ画は絵画技法のひとつです。この技法で描かれた壁画をフレスコまたはフレスコ画と呼びます。西洋の壁画などに使われ、語源はイタリア語の "fresco" (「新しい」「新鮮な」という意味で英語のfreshに相当)であります。

概要
 フレスコは、まず壁に漆喰を塗り、その漆喰がまだ「フレスコ(新鮮)」である状態で、つまり生乾きの間に水または石灰水で溶いた顔料で描きます。

 やり直しが効かないため、高度な計画と技術力を必要とされます。逆に、一旦乾くと水に浸けても滲まないことで保存に適した方法といえます。失敗した場合は漆喰をかき落とし、やり直すほかはありません。

 古くはラスコーの壁画なども洞窟内の炭酸カルシウムが壁画の保存効果を高めた「天然のフレスコ画」現象と言うこともできます。古代ローマ時代のポンペイの壁画もフレスコ画と考えられている(蜜蝋を用いるエンカウストという説もあります)。

 フレスコ画はルネサンス期にも盛んに描かれた。ラファエロの『アテネの学堂』やミケランジェロの『最後の審判』などがよく知られています。

出典:Wikipedia

 スラマニ寺院の大きな壁画が興味深いのは、「仏陀の人生や龍などの神話上の生き物も描かれています。この寺院ではバガン内でモールディングやペディメント、ピラスターなどの最も優れた装飾が見受けられます。これらは、保存状態も良く訪問者もよく見ることのできる場所に展示されています。一階には四隅に仏像が安置荒れており、上部・下部の四方を囲む回廊の壁龕には台座の上に如来坐像が収容されています。」というように、仏画だけでなく生き物が多数描かれていることです。
出典:スラマニ寺院 | Wonder Bagan


 以下はスラマニ寺院の回廊にある主な壁画群です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900  2016-6-8



撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900  2016-6-8


 下はスラマニ寺院の壁画を撮影する池田です。あまりにも画が大きいので広角レンズでも全体を入れにくいのです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900  2016-6-8



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900  2016-6-8



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900  2016-6-8



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900  2016-6-8


 壁画は池田の大きさと比べていただくと、いかに大きなものであるかが分かります。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900  2016-6-8



撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900  2016-6-8



出典:Wikipeida


出典:Wikipeida



撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900  2016-6-8


つづく