エントランスへはここをクリック   インドネシア全体メニュー

プランバナン寺院遺跡群
Archaeological site of Prambanan temple

セウ寺院-1
 
青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
掲載月日:2017年1月31日
独立系メディア E−wave Tokyo
 
無断転載禁
@ プランバナン寺院以外の寺院    A ラムバン寺院    B ブブラ寺院
C セウ寺院-1    D セウ寺院-2    E


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix 9900 2016-11-20

 プランバナン寺院以外の最後の寺院は セウ寺院 Candi Sewu です。
 
 以下はグーグルマップで見たセウ寺院です。正方形をしています。私たちは東門から内部に入りました。




出典:グーグルマップ 

 以下はセウ寺院を正面から撮影した写真です。

 正面入口には、左右に二つの像が立っています。これはクペラという門を守る像です。地元ではラクササ(巨人の意味)と呼ばれているようです。

 やたらぷっくりと太った体が印象的です。れはクペラは「ゴト」という武器を持っています。
 

撮影:青山貞一 Nikon Coolpix 9900 2016-11-20

 この日の天候は予報とは裏腹に、超がつくほどの晴天で日差しも強かったのですが、ホテルで借りた農民用の帽子が役に立ちました。下はその農民用の帽子をかぶった池田こみちです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix 9900 2016-11-20



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix 9900 2016-11-20



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix 9900 2016-11-20

 寺院の側面には、以下の写真にあるようなレリーフがあります。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix 9900 2016-11-20

 以下の写真は上の寺院の右側の壁面を拡大したものです。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix 9900 2016-11-20


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix 9900 2016-11-20


撮影:池田こみち Nikon Coolpix 9900 2016-11-20

 以下はグーグルマップストリートビューによるセウ寺院視察です。マウスでクリックしたうえで360度、回転させてみてください。

セウ寺院内部を360度見る!  出典:グーグルマップ・ストリートビュー

セウ寺院を360度見る!  出典:グーグルマップ・ストリートビュー

セウ寺院を別の角度から360度見る    出典:グーグルマップ・ストリートビュー

 セウ(Candi Sewu)寺院群はプランバナン寺院の北800mのプランバナン遺跡群の敷地内にあり、仏教寺院ではボロブドゥールに次いで二番目に大きな寺院です。

 セウ寺院はプランバナン寺院遺跡群の場所にありながら、実はヒンズー教寺院ではなく仏教寺院なのです。

 チャンディ・セウ(セウ寺院)の名は1000の寺院を意味しており、ロロ・ジョングランの伝説に結びついています。実際にはこの寺院群には
253の建造物があります。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix 9900 2016-11-20

 セウ寺院群はヒンズー教のプランバナン寺院(しばしばロロ・ジョングランと呼ばれます)より先に、もともとはマタラム王朝によって8世紀にそのほとんどが建立されて、その後はラカイ・ピカタンあるいはシャイレーンドラ王朝の仏教信者の王女と結婚したマタラム王国のサンジャヤ王子によって拡張されました。

 
セウ寺院群とヒンズー教寺院群の近接性は、二つの宗教が調和し共存していることを示唆しています。

 セウ寺院群は王室の儀式や典礼のために多く利用されていました。中央の寺院の周りに伝統的な曼荼羅模様に185mx165mの長方形の場所が設置されて、さらに4つの先兵の寺院は中央の長方形から周囲300mの場所に配置されています。

 これらの遺跡の1つが先のブブラー寺院と呼ばれ、プランバナンとセウ寺院群の間に立地してます。ブブラーとは崩壊を意味し、ブブラー寺院が長年にわたって廃墟の状態にあったことに起因します。

 また先のルブラン寺院はマタラム王朝によって850年頃に建立された仏教寺院で、中央の寺院とそれを囲む小祠堂16基で構成されます。彫像を納めるニッチと祭壇がある寺院群は、その中に120体以上の像を奉るために建てられました。

出典:http://www.borobudurpark.jp/prambananothertemples.html


つづく