厳寒のロシア２大都市短訪 聖イサク大聖堂 1818 - 1858 内装 St' Issac Cathedral Technologies 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日：２０１7年５月3０日 独立系メディア Ｅ－ｗａｖｅ Tokyo 無断転載禁 |
| ロシア短訪・総目次に戻る ・聖イサク大聖堂 概要 歴史 外装・外観 ドーム 建築設計 建築技術 内装 イコン 展望台 ◆サンクトペテルブルグ（Saint Petersburg） サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群   ◆聖イサアク寺院の内装 聖イサアク寺院の内部に入るには、拝観料が必要です。拝観料は２５０ルーブル、約５００円です。私たちは夕暮れに聖イサアク寺院の内部に入りましたが、外観の荘厳さ、重厚さとは別に、内部の色鮮やかな、壁面、天井一帯に配置されたイコンとは、まさに驚嘆のひとことです。 筆舌に尽くせぬとはこのことで、ロシア正教会の中核的寺院、それもサンクトペテルブルグの中心に位置するこの寺院の素晴らしさに圧倒されました。 内部概要 聖イサク大聖堂の重厚な彫刻によって覆われた戸は、フィレンツェのバティステロ・ディ・サン・ジョヴァンニ:Battistero di San Giovanni (Florence)の手によるものです。 壁柱や床、彫像は様々な色彩の花崗岩や大理石によってできています。 内装詳細 イヴァン・ヴィタリの浅浮き彫で覆われた大聖堂の青銅の扉は、ロレンツォ・ギベルテがデザインしたフィレンツェのサン・ジョヴァンニ洗礼堂の有名な扉（天国への門）がありますが、それに倣って模様が描かれたものです。  イヴァン・ヴィタリの浅浮き彫で覆われた大聖堂の青銅の扉 天国への門 Source:Wikimedia Commons Di Deror avi - Opera propria, CC BY-SA 3.0, Collegamento ドームのてっぺんからつるされた白い鳩の彫刻は、聖霊を現しています。内部の大小の柱や床、モンフェランの彫像など内装は、ロシアの各地から集められた多彩な花崗岩と大理石で造られていることが特徴となっています。 イコノスタシス（聖障）は、８本の半貴石からできている柱で縁取られており、マラカイト製が６本、ラズライト（青金石）製が２本となっています。 ４つのペディメント（柱の上部の水平部分と斜めの2面の屋根に囲まれた3角形の切妻）にもたっぷりと彫刻が施されています（これは外観、外装の頁に写真があります）。 インテリアは当初からカール・ブリュロフ（Karl Bryullov）や他の偉大なロシアの巨匠たちによる数々の絵画で装飾されていました。 これらの絵画が寒さや大聖堂内部の過酷な環境によって次第に傷み始めると、モンフェランはミハイル・ロモノソフによってロシアで導入された技術であるモザイクで丹念に再現するように命じました。  Saint Isaac's Cathedral Iconostase of Saint Isaac's Cathedral Source:Wikimedia Commons By Deror avi - Own work, CC BY-SA 3.0, Link 聖イサアク大聖堂の内装とイコンの数々 撮影青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2017-2  Iconostase of Saint Isaac's Cathedral Source:Wikimedia Commons By GraceKelly - Own work, CC BY-SA 3.0, Link  聖イサアク大聖堂内の天井 撮影青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2017-2 .jpg) Iconostase of Saint Isaac's Cathedral Source:Wikimedia Commons By Андрей Колычев, CC BY 3.0, Link  Iconostase of Saint Isaac's Cathedral Source:Wikimedia Commons By Ximeg - Own work, CC BY-SA 3.0, Link |
.jpg)
.jpg)
