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   ウズベキスタン現地予備調査

アルク城博物館3

  at Arc Castle Museum 3

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda

掲載月日:2015年3月7日
独立系メディア E−wave Tokyo

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アルク城博物館の展示(旧ハーレム)

 謁見の間(場)の隣には、もともとハーレムだった建物で、現在は博物館となっている3階建ての博物館があります。1階には古代のブハラの文物と資料、2階には中世の文物とブハラ、3階には貨幣などが展示されています。
 
 主な展示物の写真を順次紹介いたします。

 以下に示す写真は、ブハラの兵士が使った武器です。

 弓、矢それに楯があります。チンギスハーンやティムールなどは、闘いに騎馬や弓矢を使用していましたが、まさに以下はそれに類するものでしょう。


ブハラの兵士が使った武器
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25
 
 下の写真は、テュルク・モンゴル系の騎馬軍同士の合戦(『集史』)にあるチンギスハーンの騎馬軍団と兵士の絵ですが、両軍の兵士が使っている弓矢は、まさの上の写真にある弓矢と類似していることが分かります。


テュルク・モンゴル系の騎馬軍同士の合戦(『集史』)   出典:Wikipedia

 一方、下はティムールによるウルゲンチ包囲の絵ですが、よく見るとやはり馬に乗った兵士が弓矢で攻撃しています。


ティムールによるウルゲンチ包囲   出典:Wikipedia

 下の写真は拷問用具のようです。下の写真には、アルク城入口前の広場で公開処刑が行われている写真があります。公開処刑の周りに多くの市民が集まっている模様が写っています。


拷問用具   撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25

 下は兵士が着た軍服とヘルメット、それに楯です。


兵士が着た軍服とヘルメット、それに楯
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25

 下には往事のブハラハーンの王や家臣などが写っています。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-2-25


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25

 後期になると、以下の写真のような鉄砲が使われるようになったようです。以下はいわゆる大砲ではなく、ハンディな鉄砲です。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-2-25


つづく