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   ウズベキスタン現地予備調査

バラハウズ・モスク

  Moschea Bolo-khauz

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda

掲載月日:2015年3月7日
独立系メディア E−wave Tokyo

無断転載禁
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 私立学芸員と一緒にアルク城を視察した私達は、昼食前にアルク城の正門前にあるバラハウズ・モスクに立ち寄りました。

バラハウズ・モスク Moschea Bolo-khauz

 ブハラのアルク城の近くにあるバラハウズ・モスクは、1718年に建てられたブハラのハーン専用モスクです。現地語で「ハウズ」は石垣でキレイに四角く取り囲んだ『池』を意味しています。

 従って、バラハウズは「池の前」を意味します。

 このバラハウズ・モスクには、クルミの木で作られ彫刻が施されたされた高さ12.2mの柱が20本並んでおり、それが池に映って見えることから「40本柱のモスク」とも呼ばれています。

 バラハウズの天井は、赤、緑、黄色とまた軒の正面や天井は赤、緑、黄色と塗り上げられています。このバラハウズは、ブハラでは他で見られないの建築様式、アイヴァンが採用されています。この様式はウズベキスタンのヒヴァのクフナ・アルクで見ることができます。


 下の写真はバラハウズ・モスクの全景です。モスクの前にハウズ(池)があります。


バラハウズ・モスクの全景
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25

 下の写真はバラハウズ・モスク側から見たアルク城の正面です。木々でよく見えませんが、中央にアルク城の玄関が見えます。左の塔はおそらく携帯無線などの電波塔です。冬と言うこともありますが、広場にいる人たちはいずれも黒色の衣服で身をまとっています。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-2-25

 下はグーグルアースで見たアルク城とバラハウズ・モスクです。バラハウズは、下段左にあります。



グーグルアースで見たアルク城とバラハウズ・モスク

 モスクの天井を支える柱の構造です。他のモスク同様、伝統的な柱となっています。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25

 モスクの礼拝堂にあるいわゆるくぼみです。このくぼみが向いている方向がメッカとなります。階段もあります。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25

 モスクのドーム天井です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25
 
 ブハラ市民が礼拝していました。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25

 私達もその隣で礼拝に加わりました。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25

 この後、モスクの隣にあるレストランで昼食を取ります。


つづく