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第五回 致命率(CFR)による
世界各国・地域・グループ別

COVID-19
リスク評価


5 th Risk Assessment of COVID-19 CFR
by Country, Region and Group


青山貞一 Teiichi Aoyama
(東京都市大学名誉教授、環境総合研究所顧問、元ローマクラブ日本事務局)
池田こみち Komichi Ikeda 
(環境総合研究所顧問、元東京大学医科学研究所
、元ローマクラブ日本事務局)
鷹取敦 Atsushi Takatori
(環境総合研究所代表取締役、所長

独立系メディア 
E-Wave Tokyo
 

掲載月日:2020年8月9日  
無断転載禁

キーワード:新型コロナウイルス、COVID-19、致命率、CFR、死亡者数/感染者数、
     リスク総合評価
、Case Fatality Rate、世界各国、世界地域、日本、
     G7,G20、BRICS、ASEAN、
旧社会主義諸国、北欧諸国、
     中南米カリブ諸国、アフリカ諸国、中東諸国

       第一回目調査、第ニ回目調査、第三回目調査、第四回目調査

過去の調査結果は以下
第一回 致命率(CFR)による世界各国・グループ別COVID-19リスク評価 青山貞一・池田こみち
第二回 致命率(CFR)による世界各国・グループ別COVID-19リスク評価 青山貞一・池田こみち
◆第三回 致命率(CFR)による世界各国・グループ別COVID-19リスク評価 青山貞一・池田こみち
第四回 致命率(CFR)による世界各国・グループ別COVID-19リスク評価 青山貞一・池田こみち

はじめに

 本調査の目的は世界各国。地域、経済グループ等を対象に、致命率(CFR:死亡者数/感染者数)を
明らかにすることである。本調査はその第五回目である。

 本稿では、
致命率(CFR: Case Fatality Ratio)をCOVID-19感染がもたらすリスクの代表的な
指標として、総合評価を行うこととした。それは、単なる感染者数、死亡者数だけでなく、感染者がそ
の国、地域で死に至った背景、具体的には、今回のようなパンデミックに対応できる救急搬送体制か
ら病院数・病床数・医療設備・医師・看護士などの医療リソースの充足度、また、医療体制の有無、さ
らには国や自治体のリスク管理政策の妥当性など、如何に死者を減らせるか、医療崩壊に至らずに
済むかを反映した指標であると考えたからである。

 
なお、CFRが10%の場合、感染者100人の場合、10人が死亡者となる。CFRが5%の場合は、感
染者100人の場合、5人が死亡者となることになる。


 その結果、これまで分からなかったCOVID-19がもたらす「医療に関するカントリーリスク」についての
国際比較が可能となりつつある。

◆COVID-19リスクの調査評価指標

 本調査では、2020年8月5日時点での105各国の致命率を求め、評価している。第一回目は20
20年5月15日、第二回目は2020年6月3日第三回目は2020年6月24日、第四回目は2020
年7月15日
である。

 以下は致命率とは何かの説明である。

 まず、類似の指標として死亡率があるが、致命率と死亡率との関係は以下の通りである。分母が罹患
数の場合が致命率、分母が人口の場合が死亡率である。ここでは、世界各国のCOVID-19に感染した
人を対象としているので、致命率となる。


 


<用語解説> 

 致命率 (CFR: case fatality rate) は、疫学において特定の疾病に罹患した母集団のうち、その感染が
死因となって死亡する割合。致命率は通常、%で表されリスクの測定値を表す。


 なお、致命率は英語では
Case Fatality Ratioであり、略称CFRである。致命率が、10%の場合、
感染者の10人に1人が死亡数、5%の場合、20人に1人の場合の死亡数となる。

 CFRはさまざまな目的に援用できるが、これが増えるのは、総じて死亡者が増加することの警報
である。


 CFR(致命率)は、各国の救急搬送(ネットワーク)、救急医療、病床数、院内リスク管理体制、医師・看
護数、既往症・持病者対応、高齢者対応など院内感染、医療崩壊に通ずる重要な観点の総合指標と言
える指標である。

◆<トピックス>日本における年代別の死亡率とCFR 再掲

 以下のグラフ1は、鷹取敦(環境総合研究所)が2020年の5月、6月、7月における人口10万人当たり年代別の死亡者数とCFRの推移を分析したグラフです。調査日は2020年5月7日、6月3日、7月1日です。

 見て直ちに分かるように、グラフ1では5月、6月、7月と進につれ、死亡率が高くなっており、しかも60歳台、70歳台、80歳台と高齢者に死亡者が多い。

 グラフ2は上記の同一調査日におけるCFR(死亡者/感染者)です。5月、6月、7月と進む」につれ、CFRが高くなっており、しかも80歳台のCFRは30%近く、すなわち80歳台の新型コロナ感染者は100人のうち30人近くが亡くなることが分かります。

 なお、3枚目のグラフは、調査日は2020年5月7日、6月3日、7月1日時点での年代区分別の感染者数です。

 以下のグラフの意味するところは、仮にCFR(致命率)の全平均値が5%程度の場合でも、感染した80歳台の高齢者にとっては、3人に一人が死亡のリスクをもっていることを意味します。日本のCFRの全平均値は、5月、6月、7月と4~5%となっています。

 しかし、この場合でも80歳台の感染高齢者は3~5人に一人が死亡リスクをもっており70歳台となると、感染
高齢者は5~10人に一人の死亡リスクを、さらに60歳台の感染高齢者は、20人に一人が死亡リスクをもつことになります。


日本における人口10万人当たりの年代別死亡率グラフ 

出典:鷹取敦(環境総合研究所)

日本における年代別CFR(致命率:死亡者/感染者)グラフ

出典:鷹取敦(環境総合研究所)

日本における10万人あたりの年代別感染者数グラフ

出典:鷹取敦(環境総合研究所)、2020-7-17 


調査対象国

 
次に調査の対象だが、第一回同様、世界105ヵ国とともに、以下に示す国家グループを対象としている。
但し、国際機関、事務局は含めていない

  ①G7加盟国(7ヵ国)
  ②EU加盟国(27ヵ国)
  ③G20加盟国(19ヵ国)
  ④北欧諸国(5ヵ国)
  ⑤それ以外国(3ヵ国)
  ⑥アフリカ諸国(25カ国)
  ⑦BRICS加盟国(5ヵ国)
  ⑧旧社会主義諸国(17ヵ国)
  ⑨中南米島嶼諸国(15ヵ国)、
  ⑩中東諸国(14ヵ国)
  ⑪アセアン加盟国(10ヵ国)

 注)一部、11グループ間で重複している国がある。

 
調査対象国は全部で105である。


調査年月日時

 
調査日は、2020年8月5日 UTC 午前4時34分(日本時間で午後1:34)である。


◆基本データの出典

 国別のCOVID-19感染者数、死亡者数などの基本データの出典はJohns Hopkins University
(JHU,米国)である。

 ただし、フランスについては、途中から集計の方法を変更したため、フランス政府発表の数字
を採用している。


赤色線

 赤線は本調査が対象とする105ヶ国の8月5日時点の平均CFR値である。今回の場合CFR=
3.7となり、3週間前の7月15日から0.2ポイント減少した。


◆第五回調査により判明した顕著な傾向と事実

<全体の傾向>

1.経済圏別の平均値の推移

・WHO及びジョンズ・ホプキンズ大学がとりまとめている全世界のCOVID-19感染が確認されて
いる国と地域は188にのぼる。

 5月15日~8月5日の2ヶ月半の推移は以下に示すとおり、減少傾向となっており、105ヶ国を対
象としている本調査では、3.7%となった。

                  感染者数  死者数           致命率(CFR)
                                    188ヵ国   本調査(105ヵ国)
 第一回調査日 5月15日   4,477,000人 303,400人    6.35%      4.4%
 第二回調査日 6月 3日    6,405,000人 380,800人    5.93%      4.1%
 第三回調査日 6月24日   9,293,000人 478,000人    5.15%       4.0%
 第四回調査日 7月15日   13,286,000人 579,000人   4.35%      3.9%
 第五回調査日 8月5日    18,443,000人 700,600人   3.80%      3.7%



 第1回調査から2ヶ月半で、世界の感染者数は約4倍、死亡者数は2.3倍へと増加している。
感染者数の増加が止まらないことから、致命率は全体的に低下傾向となっている。

 また、第四回調査時点と同様に、この半年余りの全世界での経験や研究を踏まえ、患者へ
の対応が改善され死に至る数も減ってきていることや、感染者の年齢層が高齢者から若年
層へと移行して広がることにより、無症状キャリアが増加し、重篤者の数が減ってきているこ
とも考えられる。

 一方、感染が判明してから死亡に至るまでには2週間から1ヶ月のタイムラグがあるため、
感染者の増加は今後、CFRの増加へと繋がることも危惧される。

 各経済圏別にみても減少傾向を示した地域が多いが、感染が爆発的に増加し、医療崩壊が深刻
化しているアフリカや中南米諸国では、下げ止まり横ばいとなっているほか、各地で紛争や戦争状
態にある中東地域では上昇傾向を示した点が注目される。世界で最も感染者が多いアメリカについ
てみると5月には6%を超えていたがその後は、感染者数の増加と共にCFRは5.8%⇒5.2%⇒4.0%
⇒3.3%と低下している。世界第二位の感染者数となっているブラジルも同様に、5月以降、分母が増
加し続けているため、CFRは低下し続け、第5回調査ではアメリカ同様に3.4%まで低下した。

 世界105ヵ国のCFRの全平均は、4.4% ⇒ 4.1% ⇒ 4.0% ⇒ 3.9% ⇒ 3.7%へ減少し
ている。
 

2.地域別の推移

(1)G7諸国

・G7諸国は先進国であるにもかかわらず、この2ヶ月半でグループのCFR平均値は
10%~8.9%へとわずかに低下したものの、依然として世界で最も高い値となっている。
フランス、イギリス、イタリアのヨーロッパの3ヶ国が14%~16%と極めて高く、全体の平
均を押し上げている。フランスでは19%から16%へと低下したが、イギリス、イタリアは
15%、14%のまま横ばいとなっている。

・米国と日本はそれぞれ感染者数の急増でCFRが低下しているが、今後、重症化す
る患者が増える可能性もあり予断を許さない。特に、日本や米国南部各州のように、
PCR検査態勢が依然として十分ではない地域においては、感染者数の隔離が不徹底
となるため、増加は今後も続くこととなる。

◆注目すべきニューヨーク州!

・感染者数が増加した場合、入院患者数を如何に低く維持していくことが出来るかがCFRを上昇させないために最も重要なこととなる。下図はニューヨーク州の入院患者数・ICUで治療中患者数の推移を示すグラフである。5月15日に経済を再開して以降も入院患者数は低く維持され、陽性率も1~2%の範囲に維持されている。こうした対策が取られない限り、今後、日本や米国他州では死者が増加する可能性がある。

★ニューヨーク州全体の陽性率の推移
https://forward.ny.gov/percentage-positive-results-region-dashboard

★ニューヨーク州全体の入院患者数・ICU収容患者数の推移
https://forward.ny.gov/daily-hospitalization-summary-region


(2)G20諸国

・G20諸国の平均CFRの推移は5月15日(6.2%)から8月5日(5.3%)へと2ヶ月半
で1ポイント低下した。上位はフランス、イギリス、イタリアなどのヨーロッパ勢が
10%を超えるレベルとなっておりG20諸国の平均値を押し上げている。次いで、
メキシコが11%、カナダが7.5%と高い値で推移している。

・G20諸国の中で、世界の平均3.7%を下回っているのはブラジル、米国、日本、
インド、トルコなどだが、これらの国では、感染者数が急増していることによる
CFRの低下であり、楽観視できない。

・メキシコのCFRは12%から11%へと低下したが、感染者数は7月に入り一日
4000~6000人を上回る日が続き、累積感染者数は5月15日頃に45000人が8
月5日は46万人を上回り、10倍となっている。それによって相対的にCFRが低
下したものと考えられる


(3)EU諸国

・EU加盟27ヶ国全体のCFR平均値はこの2ヶ月半で6.7%だったものが5.6%へと1ポ
イント低下している。経済活動が再開されてから各地で再び感染の拡大が見られ
ていることがその背景にあると思われる。

・7月に入り、多くの国で6月より数値が低下しているが、デンマーク、フィンランド、
ドイツ、バルト三国など東部地域の諸国では低く維持されている。


(4)それ以外の国(スイス他全3ヶ国)

 上記の経済圏に属さない先進国、アイルランド、スイス、ニュージーランドを見てみ
ると、各国とも大きな変化はなく横ばいとなっている。


(5)BRICS・ASEAN諸国

 BRICS諸国(ブラジル、ロシア、中国、南アフリカ)は、グループ平均がこの2ヶ月半
で3.7%~2.8%へと低下している。5月にはブラジルが5.8%と最も高かったが、8月に
はブラジルが感染拡大の影響でCFRが3.7%まで低下した。そのため、安定的に推
移している中国が7月に比べてやや上昇し5.3%とこの地域では、もっとも高くなって
いる。

 ブラジルは先に中南米諸国のところで述べたように、感染者数が急増しているため
、CFRは右肩下がりに低下しているが、医療が逼迫する中、今後再び上昇する可能
性もある。インドは3.2~2.1%へと低下したが、南アフリカは7月から8月に掛けて上昇
に転じている。また、ロシアでも5月以降CFRは右肩上がりに漸増傾向(0.9~1.7%へ
と倍増)を示しており、政権への批判が噴出している。中国を初め各国とも感染者数
は増加傾向にあるため、引き続き警戒が必要である。

 ASEAN諸国は、5月以降、グループの平均が2.1%から1.5%へと右肩下がりに低下し
ていたが、8月は1.5%のまま横ばいとなった。このグループの平均が低い背景には、
早期の段階から対策を強化したシンガポールが0.1%と低いのに加えて、カンボジア、
ラオス、ベトナムなどの東南アジア諸国が0%となっている点が大きく寄与している。た
だし、ベトナムではこれまで死亡者ゼロで推移してきたが、7月末から死者が出始め、
8月7日時点では、747人感染者に対して、死亡者は10人を数えている。

 フィリピン、インドネシア、ミャンマーでは感染者数が急増し、相対的にCFRは低下し
ている。タイとマレーシアはいずれも2%以下で安定した推移となっている。ブルネイは
月以降、2.1%で横ばいとなっている。


(6)旧社会主義・北欧諸国

・中国、キューバ及び旧ソ連邦諸国のグループ平均は7月中旬以降に低下し初め、今
回の調査では、3.4%となった。このグループでは依然としてハンガリーが13%と極めて
高いレベルで推移している。

 ハンガリー以外の国々は、CFR自体は低いが、ラトヴィア、アルメニア、ロシアにおい
て僅かながら上昇傾向を示している。

・北欧諸国では、スウェーデンが5月には13%であったものが、8月には7.1%まで低下
しているもののこのグループの中では最も致命率が高く平均値を押し上げている。
 アイスランドは0.5%で横ばいとなっており、安定している。


(7)中南米及び島嶼国

・中南米地域では、ブラジルを筆頭に、多くの国と地域で感染者数が増加しているため、
CFRが減少傾向を示すなか、メキシコは7月末まで上昇傾向を示したが、8月に入り1
ポイント低下し、11%となった。

・メディアでも連日報じられているブラジルは、8月に入り感染者数が300万人に迫る勢
いで急増しているがCFRはこの2ヶ月半6.8%から3.4%へと大幅に減少し右肩下がりとな
っている。

・その他の国をみると、対象としている16ヶ国の中で、8ヶ国が微増傾向を示し、感染者急
増の中、まだまだ死亡に至る人数が増えていることがわかる。7月から8月にかけてボリ
ビア、パナマ、ペルー、グアテマラ、エルサルバドル、チリ、コスタリカなどで上昇傾向が見
られる。

 経済が脆弱で貧困層が集中する都市部での感染拡大や高齢者層への感染拡大が課題
となっていることが伺える。南半球地域は、季節が秋から冬へと移っており、感染の拡大し
やすい気象条件となっている。


(8)アフリカ諸国

・中南米諸国と同様に減少傾向を示している国が多いが、8月に入り、対象としている21ヶ国
のうち4ヶ国では依然として増加傾向となっている。エジプト、南スーダン、ザンビアなどで増
加傾向が見られる。

・ジンバブエは5月に11%だったものが、7月から8月にかけて1.9%へと大幅に減少している。
その背景には、感染者数が5月は34名だったものが2ヶ月半後の8月5日には4300人へと大
幅に増加していることがある。データの不確実性はあると思うが、アフリカ諸国では、今後も
ゆっくりと貧しい地域に感染が広がっていくことが心配されており、致命率が上昇する可能性
もあり得る。

・ボツワナでは7月の調査でCFRが0.3%と低くなっている。その背景は、感染者数が5月~8月
の間の3週間ごとに、24人⇒40人⇒89人⇒399人⇒804人と増加しているなか、死亡者は2人
にとどまっていることがある。


(9)中東諸国

・中東諸国では5回の調査の平均値が、3.2%から3.7%へとわずかに上昇している。対象として
いる14ヶ国のなかで、イエメン、シリア、イラン、サウジアラビアなどが前回から上昇傾向を示し、
中でも戦争が続くイエメンでは5月に18%だったものが2ヶ月半後の8月には29%へとさらに上昇し
た。

 一方、レバノン、イスラエル、ヨルダン、UAE、クウェート、オマーンなどの国々では、低下傾向
を示し数値も1.3%から1.0%以下と低いまま維持されている。

 政情不安が人々の健康にも大きな影響を及ぼしていることがはっきり浮き彫りになっている。


まとめ

 WHOが指摘するようにCovid-19による世界規模のパンデミックは、依然として拡大傾向にある
ことから、CFRは相対的に全世界的に低下している。しかし、地域別、年齢別、社会的な背景な
ど細かく見ていくと、戦争状態にある地域、高密度な都市部や貧困層が集中する都市部周辺地
域、高齢者施設などでのクラスターも多く見られることや、世界的に若者の感染者数が増加し、
タイムラグの後に重篤化して死に至ることも考えられることから、引き続き、医療体制を適切に
管理しながら維持していくことが必要であることは間違いない。

1)検査態勢の拡充にによる感染者の特定と隔離
2)感染経路の追跡と濃厚接触者の追跡調査の徹底
3)市民へのコミュニケーションの徹底

を図っていくことが不可欠となる。


全世界CFR調査結果

①世界105カ国の平均CFR(全詳細グラフは巻末参照)

 世界105ヵ国のCFRの全平均は、4.4→ 4.1%→ 4.1% →9% 7%へ減少している。


出典:青山貞一・池田こみち 
   第五回 致命率
(CFR)による
世界各国・地域別
COVID-19リスク総合評価

     2020-8-9


②世界の地域別・経済圏別の致命率(CFR)

 以下のグラフの上にある数値及び左のグループ説明の右にある数値はCFR=死亡者数/感染者数(Case Fatality Ratio)である。


出典:青山貞一・池田こみち 
   第五回 致命率
(CFR)による
世界各国・地域別
COVID-19リスク総合評価

     2020-8-9


③G7諸国の国別致命率(%)の推移


出典:青山貞一・池田こみち 
   第五回 致命率
(CFR)による
世界各国・地域別
COVID-19リスク総合評価

     2020-8-9


G20諸国の国別致命率(%)の推移

出典:青山貞一・池田こみち 
   第五回 致命率
(CFR)による
世界各国・地域別
COVID-19リスク総合評価

     2020-8-97


④EUの国別致命率(%)の推移

出典:青山貞一・池田こみち 
     第五回 致命率(CFR)による世界各国・地域別 COVID-19リスク総合評価
     2020-8-9


G7・G20・EU以外の国別致命率(%)の推移

出典:青山貞一・池田こみち 
   第五回 致命率
(CFR)による
世界各国・地域別
COVID-19リスク総合評価

     2020-7-17


BRICS、ASEANの致命率(%)の推移


出典:青山貞一・池田こみち 
     第五回 致命率(CFR)による世界各国・地域別 COVID-19リスク総合評価
     2020-8-9


旧社会主義諸国・北欧諸国の致命率(%)の推移


出典:青山貞一・池田こみち 
     第五回 致命率(CFR)による世界各国・地域別 COVID-19リスク総合評価
     2020-8-9


中南米島嶼国の致命率(%)の推移


出典:青山貞一・池田こみち 
     第五回 致命率(CFR)による世界各国・地域別 COVID-19リスク総合評価
     2020-8-9


アフリカ諸国の致命率(%)の推移


出典:青山貞一・池田こみち 
     第五回 致命率(CFR)による世界各国・地域別 COVID-19リスク総合評価
     2020-8-9


中東諸国の致命率(%)の推移


出典:青山貞一・池田こみち 
     第五回 致命率(CFR)による世界各国・地域別 COVID-19リスク総合評価
     2020-8-9


⑩調査対象国全データの国別致命率(CFR:%) 対象国数105ヵ国

105国の全平均は1回目4.4%→2回目4.1%→3回目4.0%→4回目3.9% →第五回3.7%へと若干下がっている。



出典:青山貞一・池田こみち 
     第五回 致命率(CFR)による世界各国・地域別 COVID-19リスク総合評価
     2020-8-9


⑩過去5回分 調査対象国全データの国別致命率(CFR:%) 対象国数105ヵ国

出典:青山貞一・池田こみち 
     第五回 致命率(CFR)による世界各国・地域別 COVID-19リスク総合評価
     2020-8-9



出典:青山貞一・池田こみち 
     第五回 致命率(CFR)による世界各国・地域別 COVID-19リスク総合評価
     2020-8-9



出典:青山貞一・池田こみち 
     第五回 致命率(CFR)による世界各国・地域別 COVID-19リスク総合評価
     2020-8-9



出典:青山貞一・池田こみち 
     第五回 致命率(CFR)による世界各国・地域別 COVID-19リスク総合評価
     2020-8-9