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河野太郎の国会日記
ごまめの歯ぎしり 

2006年11月24日号

 道路特定財源の一般財源化に反対している議員が与党内にいるが、彼らは消費税を引き上げずに財政再建をやろうとは思っていないのだろうか。

 消費税を引き上げずに財政再建をやろうと思えば、優先順位の低い歳出を切らなければならない。

 道路整備に優先順位をつけ、その優先度と福祉や教育、産業振興などほかの必要な施策との優先順位を比べて、優先度の高いところから予算をつけ、財源がなくなったところで予算化せずに切り捨てるしか歳出削減はできない。

 道路特定財源を残せば、他の施策よりも優先順位が低い道路整備にお金がまわってしまう。あたりまえのことだ。

 道路特定財源の一般財源化に反対する与党議員には、納税者、有権者は消費税を上げるんですねと確認すべきだ。

 私はやってますよという業界向けのスタンドプレーを許してはならない。国土交通省がせっせと一般財源化に反対といいながら議員会館をまわっている。

 それに加えて、国土交通省の意を呈して業界団体が一般財源化に反対している。

 こういう官民の癒着を許してはならない。本来、道路工事に関わる土木業界以外の業界団体にとっては、一般財源化して暫定税率を本則に戻せというのが筋のはずだ。

 官民上げて税を食い物にして、国益を損なう行為をやっているだけでなく、その尻馬に与党議員が乗るなどということがあってはならない。

 一般財源化されても必要があり優先順位が高い道路は推進される。

 必要性の低いものは要らないのだ。自分の懐の金でなく、上から振ってくる金ならば、無駄にしても良くなってしまう。財政再建の必要性が高い今日、特定財源は全て廃止するべきだ。

 アメリカ政界の一部は早くも大統領選挙ムードだ。

最新の世論調査では、民主党の候補者のなかではヒラリー・クリントンが支持率33%でトップ。二位のバラク・オバマが15%、エドワーズとケリーが14%。驚いたのは「第二の選択肢」を聞かれた民主党員の選択はエドワーズ、ゴア、そしてヒラリーの順番で、エドワーズとヒラリーの差はわずか6%。

 どの候補者は絶対いやかを尋ねられ、ゴアが43%、オバマが38%、エドワーズが36%に対し、ヒラリーが絶対いやと答えた民主党員は27%。ヒラリーは支持率も高いが敵も多いというのは予備選挙の段階ではあたっていない。

 ある若い議員の結婚披露宴。国会、県会、市会の議員も多く出席。

 その議員たちによるスピーチを聞いていると、私も後援会から次の選挙までに必ず結婚しろと言われ嫁をもらいましたが落選しましたとか、政治家の妻は大変ですから新郎新婦おめでとうございますと言ってよいのかどうかわかりませんがとか、数百人を集めて披露宴を開きましたが長くもちませんでしたとか...。

 それをにこにこしながら聞いている新婦。愛は強し..かな。

 湘南ベルマーレ、日本フットサルリーグに参戦決定。

 えっ、フットサルの前にサッカーを何とかしろって?

 ちなみについこの間、ベルマーレのピーチバレーチームがタイで試合をしている時に、ベルマーレのトライアスロンチームはカンクンで大会に出場し、ベルマーレの鳥飼コーチ率いる日本代表ビーチサッカーチームがリオデジャネイロでワールドカップに出場し、真壁社長がその支援に出張しと、湘南ベルマーレ、世界的に大活躍!

 えっ、その前に国内のサッカーを何とかしろって?