エントランスへはここをクリック   

金正日、ミサイル
乱射前に国外脱出!?


日刊ゲンダイ

掲載:2006年7月7日

▼ テポドン基地にいたとの説も ▼

 その時、将軍様はどこにいたのか――ミサイル乱射当日の金正日の居場所について、さまざまな情報が乱れ飛んでいる。

 まず、テポドン物見遊山説。テポドン2号発射前に、北朝鮮の特別列車が平壌から発射基地のある北東部・咸鏡北道の舞水端里方面に向かったというのだ。

 韓国の聯合ニュースが消息筋の話として報じたもので、特別列車運行が発射の兆候のひとつになったという。列車に乗客がいたかどうか未確認だが、同ニュースは「金正日の可能性を排除できない」と伝えた。

 一方、北朝鮮の朝鮮中央通信や一部韓国紙は、金正日がミサイル乱射直前の3日と4日に平然と党幹部らと訪問中のロシア民俗舞踊団の公演を観覧、平壌のタイヤ工場を現地指導し、「ミサイル発射を決心しながらも平然とした態度を見せ、“度胸”を誇示した」(中央日報)と伝えた。