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西会津・阿賀川に消えた若い芸術・運動家
Facebook上で事故の経過を追った
第四報

青山貞一・池田こみち
独立系メディア E-wave Tokyo 共同代表

2021年3月25日
 公開
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西会津町、喜多方市などの行政、また福島県警喜多方署の警察も阿賀川で行方不明となった小野さんを懸命に捜索しているが、3月25日現在、小野さんはまったく発見されていない。

この間の経緯をおさらいすると、

小野さんは2021年3月6日(土曜)にJR磐越西線の野沢駅、20時48分野沢駅到着の上り列車に乗った友人(後に女性と判明)を迎えに行くため、創作活動で滞在中(推定)の西会津町にあろ国際芸術村から自家用車(赤色のレクサス)で野沢駅に向い、友人を駅でピックアップ後、国際芸術村に向かったと推定されている。

磐越西線の上りは、新潟方面から会津若松(福島方面)に向かうことを意味し、女性は野沢駅に会津若松方面からではなく、新潟方面から来たことになる。

その後、3月7日夜に父親が福島県喜多方警察署に捜索願い出す。そして3月13日、父親自身が阿賀川に掛かる橋の下近くでトヨタの赤色のレクサスを発見し、喜多方署に通報した。警察は当初、推定でその場所を橋屋橋としたものだが、その後、3km強上流にある明神橋に訂正した。

警察は助手席にシートベルトを締めたまま阿賀川のなかで亡くなられた女性がいたことを受け、従来の事故だけでなく事件を含め捜索を続けてゆくこととし現在まで最大300人超で捜索している。しかし、喜多方警察署は車の内部で死亡した女性について現在までに一切の情報を公開していない。

以下の写真は、野沢駅から①橋屋橋ルート、また②明神橋ルートを経由して国際芸術村に行くルートと時間、距離を示している。

写真1は橋屋橋経由、写真2は明神橋経由であり、それぞれのルートで西会津芸術村に行く場合の最短経路をグーグルマップの検索機能で分析結果である。

所要時間は、自動車の場合、前者(橋屋橋)が11分、後者が17分(明神橋)となっている。いずれの場合も起点は野沢駅、終点が西会津芸術村である。

私たちは車の阿賀川落下場所が明神橋付近と言う情報が車で、距離も時間も少ない、橋屋橋ルートと考え、徹底的に分析したが、後に新聞情報だが明神橋付近ということになった。


橋屋橋ルート  出典:グーグルマップ


明神橋ルート 出典:グーグルマップ

グーグルストリートビューを用いて橋屋橋ルートと明神橋ルートを調べると、橋屋橋ルートは距離も時間も明神橋ルートも短いだけでなく、橋屋橋ルートは道幅も広く、傾斜もあまりないのに対し、明神橋ルートは道幅が狭く、道の勾配も多くかつカーブも多い。

また明神橋ルートなら何も野沢駅ではなく、尾登駅で待ち合わせた方が走行距離は、はるかに短くなる。もっぱら、明神橋ルートは小野さんが通いなれたルートなのかもしれない。また最寄駅は野沢駅は急行も停まるからかもしれないが、時間的には磐越西線は急行はない。

これは第二報で書いたが、小野さんの車の落下場所が明神橋近くだとすると、以下の地図のようにダム湖の上野尻水力発電所までの創作距離は2倍になる。しかし、本格捜査後すでに2週間以上たっているが、今のところまったく発見情報はない。


出典:グーグルマップの地形図から青山貞一が作成


第二報終わり  2021年3月19日