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西会津・阿賀川に消えた若い芸術・運動家
Facebook上で事故の経過を追った(明神橋)
第五報

青山貞一・池田こみち
独立系メディア E-wave Tokyo 共同代表

2021年3月27日
 公開
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 第5報では第1報から第4報をもとに、阿賀川へ小野さんの車が落下した事故の現場と確定された明神橋(しんめいばし)ルートの状況をさまざまな写真をもとに詳細に検討してみたい。

 以下の地図は磐越西線野沢駅から西会津の国際芸術村に行くルートである。


明神橋ルート 出典:グーグルマップ

 この明神橋ルートは、橋屋橋ルートに比べると距離も長く、時間もかかるのだが、おそらく小野さんは西会津で、この明神ルートを西会津国際芸術村に行き来する際に多用していたと思われる。

 ただし、小野さんが磐越西線の野沢駅から明神橋への道路の選択は上記の地図に示したルート以外のルートがあるかもしれない。しかし、野沢駅から畑の中の一本道以降は新明橋までは一本道である。

 この明神橋ルートは、道の幅が狭く、都市計画街路ではないため、農道か建築基準法にいう道路設置上の最低限の道路である。さらにガードレールはなく、街路灯も殆どない。

 野沢駅南口から明神橋に向かった場合、明神橋を渡った後も、道路は狭くさらに地形的に丘陵の上にある西会津国際芸術村までの道は曲がりくねって狭い。加えて勾配がきつい。その結果、橋屋橋ルートに比べ、距離があることに加え時間がかかるとともに、明神橋へのアクセスを含め、深夜の走行は非常にリスクを伴うものと推察される。

 なお、日付が2021年3月25日とあるのは現地での撮影時刻はなく、グーグルマップで事故以前にWebに掲載されていた衛星画像を撮影した期日である。また明神橋は、グーグルマップの写真撮影後、橋屋橋同様、再開発されており、以下に示す写真は一部を除き再開発前の古いものであり、現状とは異なる。


 
まずは、磐越西線の野沢駅から明神橋に行く一般道の概況をグーグルマップてみてみる。

 
以下は西会津町の磐越西線、野沢駅南口である。


出典:グーグルマップストリートビュー

 道路の右側にある地図は道路の位置と撮影場所を示しており、上側にある水色は阿賀川を示す。なお、太い水色は、グーグルマップによるルート想定である。


出典:グーグルマップストリートビュー


出典:グーグルマップストリートビュ


出典:グーグルマップストリートビュー


出典:グーグルマップストリートビュー

 以下はさらに明神橋と阿賀川側に近づいた写真である。中央のみどりの後ろが断崖であり、その背後に阿賀川がある。


出典:グーグルマップストリートビュー

 上の写真をみるとアプローチ道路には全くガードレールがなく、街路灯もない、冬場の深夜では、余程気を付けないと川に落ちます。現地に行かなくても、ほぼ状況が分かった。

 以下は新設された明神橋の写真である。このような写真はフジテレビ系、テレ朝系の報道映像に写っていたものである。以下はテレビ朝日系のアベマTVの映像である。

 注)以下は再開発された明神橋の2021年3月時点での写真だが、再開発された後の写真でも、ガードレール、街灯は見当たらない。


出典:アベマTV映像より切り出し 2021年3月14日放映分から静止画切り出し分

 以下は道路側から明神橋側を写したものである。

 橋屋橋と同様、橋は建て替える前の写真だが、中央のみどりの部分の奥は阿賀川への断崖であり、雪、氷があり深夜近くで街灯もなければ、簡単に落ちることになる。

 以下の写真を見ればわかるようにガードレールは一切なく、街灯もない


出典:グーグルマップストリートビュー


明神橋直前の一般道路から北方向(野沢駅側を見る)
出典:グーグルマップストリートビュー


出典:グーグルマップストリートビュー

 上記はいずれも青山貞一のfabook(2021年3月25日)から

 
下の写真は道路から明神橋の野沢駅側を写したものである。車がこのまま直進すれば、当然のこととして阿賀川に落下することになる。


出典:グーグルマップストリートビュー
青山貞一fabook(2021年3月25日)

 
なお、以下の写真はグーグルアースにより道路から明神橋までの線形やカーブをみたものである。


出典:グーグルアース衛星画像

 
以下は上記の場所をグーグル衛星画像で見たものである。右図は左図の拡大。


出典:グーグルマップ衛星画像
青山貞一fabook(2021年3月25日)

 以下は当該部分をヤフーマップの衛星画像で見たもの。


明神橋を衛星画像で見たもの
出典:ヤフーマップ

 以下は明神橋を10m程対岸側に行ったところで、明神橋の入り口方面を写した写真である。


出典:グーグルマップストリートビュー
青山貞一fabook(2021年3月25日)

 
以下の図は、以上をもとに、小野さんのレクサスが2021年3月6日、深夜前に野沢駅方面から幅員が狭い道路で明神橋(再開発された)近くまで来た後、阿賀川に落下した推定図を示す。図は、かなり実態に近い事故想定図である。

 もととなるグーグル衛星図は夏に撮影されたものであり、事故が起きた2021年3月6日は雪、氷がり、樹木は大部分が枯れていたはずであり、その点は異なる。

 図中、黄色の点線部分にガードレールがあれば落下事故は防げただろう。


出典:グーグルマップの地形図から青山貞一が作成

※明神橋入口の360度グーグルストリートビュー写真
 橋の写真は古いg、アプローチ道路と橋の関係がよく分かる。
 真冬で道路が雪と氷だと、いとも簡単に車が阿賀川に落ちることがよく分かる。
 マウスで360度回転させてみれる。 青山貞一
 橋は古いものの、道路と橋の関係はほぼ同じの現場


第五報終わり  2021年3月28日