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世阿弥と日蓮の足跡をたどる佐渡の旅

塚原山・根本寺@

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda
2018年9月18日公開
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 根本寺@   三昧堂   根本寺A   根本寺B
 

 佐渡滞在3日目の夕方近く、私たちは日蓮が2年ほど佐渡で滞在したという根本寺、二昧堂に向かった。場所は塚原で下のグーグルマップにあるように、 トキの森公園にも近い。

 トキの森公園を最後に訪問しようと考えていたので、ちょうどよい。


出典:グーグルマップ


出典:グーグルマップ

 試みに本行寺から根本寺まで歩くとどのくらいかかるかをグーグルマップで調べたら、なんと4時間24分と出た。このルートは山の峠を越えなければならず、相当難儀であったと思われる。


出典:グーグルマップ

 
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900

 根本寺の住所:〒952-0109 新潟県佐渡市新穂大野1837

 入口から入ってすぐのところで300円(大人一人)を支払う。今回の佐渡視察では多くの寺院、神社を参拝、視察したが参拝料の支払は根本寺のみだった。

 しかし、実際に境内に入ってみると、多くの伽藍があり、見るべき施設が多く、事前に参拝料を支払うだけの価値は十二分にあると感じた。下は根本寺の参拝料のチケットである。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


 以下はまず、Wikipediaによる根本寺の概要である。

根本寺の概要

 根本寺(こんぽんじ)は、新潟県佐渡市新穂大野1837にある日蓮宗の本山(霊蹟寺院)。山号は塚原山。

沿革
 文永8年 - 寺伝によれば日蓮が三昧堂を開創。永禄年間に日成が三昧堂を正教寺とする。天正15年 - 京都妙覚寺日典が根本寺を開基し、京都妙覚寺の末寺となる。元和元年 - 日衍、独立本山となす。寛文11年 - 身延、池上、中山の三ヶ寺輪番所になる。現住は51世竹中智英貫首(佐渡市妙満寺より晋山)。潮師法縁。

主な伽藍
 ・本堂:寛文12年(1672年)建立
 ・祖師堂:宝暦11年(1761年)建立
 ・庫裡:延宝7年(1679年)建立
 ・旧末寺
 日蓮宗は昭和16年に本末を解体したため、現在では、旧本山、旧末寺と呼びならわしている。

旧末寺
 ・法栄山妙伝寺(福島県伊達市梁川町鶴ケ岡)
 ・東光山妙法寺(佐渡市両津湊)
 ・松崎山本行寺(佐渡市松ケ崎)
 ・妙栄山法泉寺(佐渡市相川下山之神町)
 ・光栄山瑞仙寺(佐渡市相川中寺町)
 ・覚鷲山法輪寺(佐渡市相川下寺町)

 出典:Wikipedia


 次は根本寺ので日蓮により書かれた「種々御振舞御書」からの「縁起」である。冒頭部分は、日蓮上人が佐渡に流され佐渡南部の松ヶ崎に到着した後、本行寺に数日滞在後、塚原の根本寺の三昧堂に半年滞在した際に書かれた内容である。

◆塚原山根本寺縁起

 文永八年十月十日に依智を立て同十月二十八日佐渡國へ著ぬ十一月一日に六郎左ェ門が家のうしろ塚原と申す山野の中に洛陽の蓮台野のように死人を捨る所に一間四面なる堂の佛をなし、上は板間あわず四壁はあばらにして雪ふりつもりて消える事なし、かかる所に所持し奉る釋迦佛をたてまいらせ敷物なければ、敷皮打ちしき蓑うち着て夜をあかし日をくらす。夜は雪雹ひまなし、昼は日の光もささせ給わず心細かるべき住居なり。

 当山は山号を塚原山といい、昔、佐渡の国仲地区一円の死人の捨て場所として、古墳累々たる塚原なりと云い伝えられています。全国の日蓮宗十大聖跡の一に列せられています。

 今を遡る七百有余年前、日蓮聖人御年五十歳佐渡法難の砌、文永八年(1271)十一月一日より翌九年四月半に至る迄、秘かに阿仏房夫妻の御供養を受け、辺り一帯は屍陀林にして鬼火明滅し、身の丈ほどに積る雪中の三昧堂に謫居された聖跡であり、日蓮聖人は此処に総ゆる艱難を克服し、正月十六日には越後、越中、出羽、奥州、信濃の諸国より集まった他宗の法師等数百人と問答し、「利剣を以て瓜を切り、大風の草を靡かすが如し」と御述懐遊ばされし程の大勝利を占められた。

 又二月半には六十一年の御生涯中の形見とも言われ、また、一大事とも言うべき『開目鈔』上下二巻を御著作なされ、本佛釋尊の予言になる「末法の大導師本化上行菩薩とはこの日蓮なり」と、御自身の本地を開顕されたのも塚原三昧堂であります。

 我れ日本の柱とならん
 我れ日本の眼目とならん
 我れ日本の大船とならん

 この「開目鈔」に認められたのが三大誓願であり、当山の別名を「開迹顕本の霊場」とも言われています。

 当山の境内地は約一万七千坪で、本堂、祖師堂、三昧堂、千仏堂、妙見堂、七面堂、二王門、二天門、太鼓堂、鐘堂、宝蔵、経蔵、戒壇塚、庫裡、等凡そ二十九棟が鬱蒼とした杉や松に囲まれ、佐渡が島の中で聖人謫居を偲ぶ聖蹟として多勢の参拝をいただいています。

 出典:根本寺公式Web

 
 以下の絵図は、根本寺の伽藍とその位置を示している。

 順路としては、入口⇒三昧堂⇒二王門⇒出世稲荷同⇒二天門⇒鐘楼⇒経蔵⇒羊仏像⇒祖師堂⇒本堂⇒水子地蔵⇒妙見社⇒太鼓堂⇒庭園⇒犬塚⇒出口 となる。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


つづく