エントランスへはここをクリック   
江戸・南品川短訪⑧
品川歴史館-庭園・茶室・書院 1

青山貞一
Teiichi Aoyama  
池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2019年10月20月
独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁
総合目次
①品川歴史館  ②品川宿  ③中世の品川  ④中世の寺院 天妙国寺1  
⑤中世の寺院 天妙国寺2  ⑥中世の寺院 天妙国寺3  ⑦品川の生活と文化
⑧庭園・茶室・書院1  ⑨庭園・茶室・書院2  ⑩庭園・茶室・書院3

⑪今の天妙国寺を視察  ⑫天妙国寺の庭園と茶室  ⑬天妙国寺の歴史・寺宝
⑭鈴ヶ森刑場跡1  ⑮鈴ヶ森刑場跡2  ⑯鈴ヶ森刑場跡3  ⑰鈴森山大経寺 
⑱旧東海道品川宿まち歩き  ⑲<参考>安田善次郎


◆庭園・茶室・書院1-庭園

庭園

 以下は品川歴史館の庭園の全体配置図です。


出典:入場時にいただいたパンフ


 品川歴史館の庭園は中央に芝生が広がり、梅・桜・紅葉などの草木が四季折々の様相を見せます。また、水琴窟の音色を楽しむこともできます。季節の移ろいを感じながら庭園を散策してみてはいかがでしょうか。(庭園のみご利用される場合は、観覧料は必要ありません。) 出典:品川歴史館


品川歴史館
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix s9900 2019-10-16



品川歴史館の庭園
出典:品川歴史館



品川歴史館
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix s9900 2019-10-16


庭園の水琴窟

 水琴窟とは、百科事典によれれば、「水音を楽しむために,庭園に仕掛けられた装置。手水 (ちょうず)鉢の排水口の下に水瓶などを伏せて埋め,その中にたまった水に,手水からの水の滴が落ちて,弦を弾くような音が聞こえるようにする。ししおどしなどと並んで,日本人の音との付き合い方を示唆しており,環境音楽への関心が高まるのと並行して話題となることが多い。」とあります。

 品川歴史観の庭の水琴窟は、庭に出て右手の路地(茶室に向か通路)のすぐ右に設えられていました。水は流れて居らず、実際にその場所で水音を聴くことはできません。外の喧噪もあるので、昔の静けさがなければ都会では難しいのでしょう。館内に、水琴窟の仕組みを説明する模型が有り、録音された音を聞くことが出来ます。


品川歴史館
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix s9900 2019-10-16


つづく