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恒大集団 個人投資家向け
金融商品の一部返金を発表
ロイター/Niftynews 2021年9月30日

 独立系メディア E-wave Tokyo 2021年10月1日
 

 経営危機に陥っている中国の不動産大手、恒大集団は30日、満期を迎えた個人投資家向けの金融商品について一部を返金したと発表した。

 恒大集団の発表によると、恒大傘下の会社が販売し、30日に満期を迎えた個人投資家向けの金融商品について、10%の金額を返金したということだ。

 返金した人数や金額は明らかにしていないが、中国メディアによると、個人投資家向けの金融商品は総額で400億元、日本円で6800億円に上るとみられるということだ。

 恒大側は、満期を迎えた個人投資家向けの金融商品を返金する場合、3か月ごとに10%ずつ支払うなどとする通知を出していた。

 一方、29日には恒大集団のドル建て社債の4750万ドル、日本円でおよそ53億円の利払い期日を迎えたが、ロイター通信は「複数の投資家が利払いを受けていない」と伝えている。