ロシアとウクライナの情勢が急変! プーチン大統領の訪中、大量の米軍接近で 急遽帰国、理由は単純ではない 俄乌局势突然变天!普京访华匆忙回国, 大批美军逼近,原因不简单 湖北省ラジオ・テレビジョン放送ニュースセンター 長江ニュース 2022年2月11日 中国語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授) 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年2月11日 |
本文 最近、ロシアとウクライナの間では、両国間の国境地帯に多数の軍人や武器が配備され、緊迫した状況が続いている。 2月9日に報じられたグローバルネットワークによると、ドイツのショルツ首相は8日夜、ベルリンで、訪問中のフランスのマクロン大統領とポーランドのドゥダ大統領は、ロシアとウクライナ間の状況を冷却するための措置を議論する「ワイマール・トライアングル」リーダー会議を開き、3人は会議後に、会議の目的は「ヨーロッパでの戦争を回避すること」と強調したとのことである。 ワイマール・トライアングルで行われた会談は、ロシアとウクライナの情勢を冷やすための方策を話し合うもので、3人とも会談後に「ヨーロッパでの戦争回避」が目的であることを強調した。 ドイツ、フランスをはじめとするEU諸国がロシアとウクライナの戦争を防ぎたい一方、米国はNATOの東側陣地を強化するため、ポーランドやルーマニアなどの国々に兵士を送り込んでいる。 ウクライナ東部ドネツク州の警察官であるバスリン氏は、アメリカ、イギリス、ポーランド、カナダからの外国人「傭兵」が、同国東部の接触線に到着し始めたと述べた。 また、米国と英国はウクライナに大量の兵器を送っている。 現地時間9日、ロシアのリャブコフ外務副大臣は、米国がウクライナに殺傷武器を含む軍事装備を積極的に送っていることから判断して、現地で起きていることは、米国がロシアにさらなる政治的・軍事的圧力をかけようとしていることだと述べた。 ここには脅迫のような要素がある。 米国がウクライナに対ミサイルシステム「サード」を配備するというニュースに対し、リャブコフは「米国がウクライナに対ミサイルシステム「サード」を提供すれば、ウクライナ問題の政治・外交的解決の可能性を減らすことになる」と述べた。 同日、ロシアのウラジミール・パンキン外務副大臣は、ロシアは米国に対し、状況をかき乱すことをやめ、ロシアとの対話をあらゆるレベルで慎重に行うよう呼びかけたと述べた。 なお、中国側の招待により、ロシアのプーチン大統領は2月4日に訪中し、北京冬季オリンピックの開会式に出席、わずか9時間の訪中でロシアに帰国した。2月9日、ロシア外務省のザハロワ報道官は、米国とNATOがウクライナへの装備や人員などの軍事支援をやめ、ウクライナ軍との演習をやめれば、ロシア側は 現在のウクライナの緊張は、すぐに緩和されるのではないかと思う、と述べた。 ロシア・ウクライナ問題については、中国外交部の趙麗娟報道官が1月末に「ウクライナに対する我々の立場は一貫して明確であり、変わっていない」と明言した。 ウクライナ問題を解決するためには、やはり新ミンスク合意の原点に立ち返ることが必要である。 国連安全保障理事会で承認された新ミンスク合意は、すべての当事者が認める基本的な政治文書であり、実際に実施されるべきものである。 中国は、この協定の方向性と精神に沿ったいかなる努力も支持する。 同時に、すべ ての当事者に冷静さを保ち、緊張を刺激したり危機を誇張したりするようなことをしないよう呼びかけます。 |