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日本と中国の歴史をひも解くシリーズ

山西省大同炭鉱跡の「6万人坑」

の背後。 生存者が語る真実、

日本は非人道的だ

腾讯新闻 2021年2月25日
山西大同煤矿万人坑背后有何隐情?
幸存者说出真相,日本太没人性


  中国語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2021年11月17日




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本文

 日本が中国に侵攻した際、日本人が犯した罪は計り知れないものであり、世界は南京大虐殺を知っていても、日本が中国全土で大量虐殺を行ったことは知らない。

 今日は、山西省大同市で発見された神秘的な洞窟について話す。この洞窟には、非人道的な日本の侵略者が犯した罪が記録されており、内部には人間の死体が散乱している。中華民族の壊滅的な時代を決して忘れないようにしている。



 1960年代、山西省大同邑南溝で20以上の巨大な洞窟が発見されたが、その数と密度にはただただ驚かされるばかりであった。 考古学者が発掘品を整理した結果、これらの死者はすべて日本との戦争中に死亡しており、山西省の大同炭鉱で働いていたことが分かった。

 科学的な分析によると、死者はみなこの世を去ったときに壮年期にあり、平均年齢は32.85歳であった。

 日本軍が大同の鉱夫たちを残酷に搾取したのは、領土が狭く資源が乏しい日本が、資源を補充するために他国を侵略する必要があり、石炭が豊富に埋蔵されている大同は、日本軍の魔の手から逃れるための格好の場所だったのだ。

 山西省の石炭資源を略奪するために、日本軍は祖国(中国)の南北を網羅して労働者を捕らえ、山西省、江蘇省、安徽省などの罪のない人々を略奪し炭鉱夫にした。

 1937年10月から1945年の終戦まで、日本は大同炭鉱で1400万トン以上の石炭を略奪し、罪のない6万人以上の坑夫が悲惨な目に遭った。 日本軍は先進的な設備を持っていたが、大同では使わなかった。

 日本軍は「石炭のための人間」という政策を用いて、石炭の採掘で労働者を残酷に抑圧し、1000トンの石炭を生産するたびに、平均4人の労働者が残酷に殺された。



 特に、1941年の夏から1943年の冬にかけて、大同鉱山で疫病が発生し、死亡する鉱山労働者が急増した。 そして、日本軍は「死体処理班」を組織して、鉱山労働者の遺体を人里離れた場所や廃墟となった窯の中に投げ込んだ。

 病気にかかっただけでまだ死んでいない人たちも、死体処理班によって連れ去られ、洞窟などに投げ込まれ、徐々に集団墓地となっていった。 大同市内にはこのような遺体を埋葬した場所が何十カ所もあり、その集団墓地の光景は、日本の侵略者の残虐性を十分に反映した衝撃的なものであった。



 生存者の証言によると、数百人の労働者が日の当たらない薄暗い家に住んでおり、生活環境は非常に厳しく、坑夫は空腹のまま坑内に降りることもしばしばあったという。

 逃げ場がないわけではないが、庭には武装した日本軍の歩哨がたくさんいて、労働者は毎日のように銃口を向けられて坑内に突き落とされていた。 何十時間も働いて、人力に頼って鉱物資源を採取しなければならず、重い肉体労働で数え切れないほどの労働者が亡くなった。

 旅順の大虐殺や大同の集団墓地は、血塗られた日本の侵略の証であり、罪のない人々が白骨化された、日本の私利私欲のための残酷な行為である。 「世界は安全だが、戦争を忘れることは危険だ」という言葉があるように、私たちは国の恥を忘れてはならないし、その恥が私たちを駆り立てるのである。

免責事項:この記事はTencent Newsクライアントのものであり、QQ.comの見解や立場を示すものではありません。


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