ウクライナ、 「ロシアの攻撃」を受けて 大規模な停電に見舞われる Ukraine suffers massive blackout after ‘Russian strikes’ President Vladimir Zelensky has confirmed energy shortages across multiple regions of the country RT War in Ukraine- #1422 11 September 2022 翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授) 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年9月12日 |
ロシアによるハリコフ火力発電所への攻撃で火災を消火する消防隊員 © Social media ウクライナ南東部の複数の地域で、日曜深夜に電力不足と停電に見舞われた。 ルード文 ウクライナ、「ロシアの攻撃」を受けて大規模な停電に見舞われる ウラジミール・ゼレンスキー大統領は、国内の複数の地域でエネルギー不足を確認した。 ウクライナ、「ロシアの攻撃」で大規模な停電に見舞われる ※注)本文中の動画はいずれも静初期画面を静止画化したものを掲載。 本文 ウラジミール・ゼレンスキー大統領は、モスクワによる 「重要インフラ」へのミサイル攻撃が原因だと発表した。 完全停電はハリコフとドネツク地域を襲ったと、ゼレンスキーはソーシャルメディアの投稿で述べ、明らかにドネツク人民共和国のウクライナ支配地域を指しているようである。 スミ、ドネプロペトロフスク、ポルタヴァ、ザポロージエ、オデッサの各州では部分的に停電が発生しており、大統領はこの事件を 「ロシアのテロリスト」のせいだと非難している。 これまでのところ、モスクワはこの件に関して沈黙を守っており、その関与を肯定も否定もしていない。 しかし、この事件の前に、黒海とカスピ海に配置されたロシアの艦船から複数の巡航ミサイルが発射されたことが報告されている。 ネットに流れた映像は、発電所と思われる場所で消火に当たる消防士の姿など、攻撃の余波を映し出している。 ポルタヴァで撮影されたとされる別の映像では、送電網の電力サージが原因と見られるトロリーバスが燃えている。 停電はウクライナ国鉄の運行に影響を与え、国中で遅延が報告されています。また、東部の都市ハリコフでは地下鉄が停止したとの映像がネット上に出回っている。 ウクライナのメディアによると、これまでのところ、ポルタヴァ、スミ、ドニエプロペトロフスクの3地域で停電の復旧に成功したとのこと。 |