上海協力機構首脳会議、 宣言に署名 Sputnik日本語 War in Ukraine- #1464 16 September 2022 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年9月17日 |
2022年9月16日, 23:03 (更新: 2022年9月17日, 00:04) 上海協力機構首脳会議 - Sputnik 日本, 1920, 16.09.2022 © Sputnik / Sergei Bobylev 本文 ウズベキスタンのサマルカンドで16日、上海協力機構(SCO)首脳会議が開催された。15か国の首脳が出席し、安全保障、経済、テロリズムの問題について議論したほか、イランのSCO加盟についても合意した。ベラルーシもSCOへの加盟申請を行った。 SCO加盟国は、首脳会議の総括としてサマルカンド宣言に署名した。また首脳会議では、長期的な善隣友好協力関係に関する条約の総合実行計画を含む、約40の文書にも署名が行われた。 概要: 各国は、SCOが他国や国際機関に向けられたものではないことを確認したほか、相互利益を考慮した協力のための開放性も指摘した。 また文書では、テロ対策を口実に各国の内政に干渉しようとする試みにSCO加盟国が反対していることも指摘されている。 SCO加盟国は、防衛および安全保障の分野における協力を強化し、テロ組織および過激派組織の単一のリストを作成する意向を発表した。またSCO加盟国は、テロ組織への若者の勧誘に対抗するための国際的な取り組みを強化することが重要だと考えている。 加盟国はまた、各国によるグローバルなミサイル防衛(MD)システムの一方的な増強を非難した。加盟国によると、これは国際的な安全保障と安定に悪影響を及ぼしている。 プーチン氏と習近平氏 - Sputnik 日本, 1920, 15.09.2022 プーチン、習両首脳は上海協力機構サミットで何を討議したか? 9月15日, 22:40 アフガニスタンにすべての民族、宗教、政治団体の代表者が参加する包括的な政府をつくる必要性を強調した。 また加盟国は、いかなる種類の兵器も宇宙空間に配備しないことを支持した。 加盟国は、相互決済における自国通貨の割合を徐々に増やす実践の拡大に賛成の意思を表明した。 また首脳らは、世界経済を脅かす保護主義的な動きと貿易制限に反対意見を表明した。 現代の経済的現実を考慮して、世界貿易機関(WTO)の有効性を高め、組織を改革するよう求めた。 |