イタリア、 フランスが電力供給を停止する のではないかと懸念 – レポート RT Italy fears France may halt power supply – la Repubblica RT War in Ukraine- #1477 19 September 2022 翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授) 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年9月19日 |
© Getty Images / Siwawut Phoophinyo / EyeEm 本文 イタリアは、原子力発電所からの出力が減少する中、フランスが電力の輸出を停止する可能性があることを恐れている、とラ・レプブリカは土曜日に報じた。 同紙によると、フランスのエネルギー当局は、イタリアのエネルギー当局に、2年間の供給停止を通知する書簡を送り、イタリアのエネルギー省のスポークスウーマンがその報告を確認した。 しかし、米ブルームバーグ紙は日曜に、フランスがイタリアへの電力輸出を削減する計画を否定していると報じた。 「フランスは、ガスと電気に関してヨーロッパのすべての近隣諸国との相互連帯へのコミットメントを再確認する。ブルームバーグによると、フランスのエネルギー移行省は声明で、完全に機能する電気的相互接続が集団供給の安全確保の優先事項であると述べた。 今週初め、フランスの国営エネルギー会社 EDF は、老朽化したプラントのメンテナンスの問題により、原子力発電の出力が30年ぶりの低水準に落ち込むと発表した。 一方、同国の電力網運営会社であるRTE は、冬の見通しレポートで、イタリアと英国への相互接続を停止する必要があるかもしれないと警告した。 このような動きは、事実上、電力輸出を止めることになる。 国営事業者 Terna のデータによると、イタリアは電力の約 13% を輸入しており、フランスは年間消費量の約 5%を占めている。 |