ロシア大使館、マリウポリ劇場 への空爆の非難に反論 在米ロシア大使館、マリウポリ劇場 への空爆に関するデータを偽情報と判断 Izvestia Russia-Ukraina-War#209 Mar 17, 2022 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年3月18日 |
マリウポリの市民劇場 写真:REUTERS 本文 ロシアがウクライナのマリウポリのドラマ劇場に空爆を行ったとする米国の報道は、偽情報キャンペーンの一例である。これは、ワシントンD.C.のロシア大使館が3月17日に報告したものである。 マリウポリの位置 出典:グーグルマップ ロシア大使館のコメントは、米国メディアが、ロシア軍が人々が滞在していたとされ、マウリポリの市民劇場を攻撃したと非難している中で発表された。 特に米メディアのCNNはマリウポリ市議会から引用して、ロシア軍は「マリウポリ中心部のドラマ劇場を意図的かつ冷笑的に破壊した」と述べている。 「私たちは、ウクライナで起こっていることについて、米国のメディアで行われている偽情報キャンペーンに注意を喚起する。もう一つの例は、マリウポリ市民劇場への攻撃にロシア軍が関与したとする、地元紙による偽りの報道だ」とロシア外交団はテレグラム・チャンネルのコメントで述べている。 大使館は、「真実の情報」を探すときは、ロシアの資料を参考にするようにと申し出た。特に、ロシア外務省、ロシア国防省、在ワシントン・ロシア大使館のデータである。 2月16日、ロシア国防省は、マリウポリ市民劇場への空爆の疑いでキエフの非難を否定し、人々が人質になったかもしれないと述べた。同省は、アゾフ民族大隊の戦闘員が、ブービートラップを仕掛けた劇場の建物を爆破し、新たな流血の挑発行為を行ったと強調した。 以下は別記事。 ◆マリウポリの住民は避難先としてロシアを好む 出典:ロシア1(テレビ) 、マリウポリ市から撤退した民間人は、さらなる避難経路を選択しました。 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、マリウポリの民間人の大多数がさらなる避難のためにロシアを選んだと述べた。彼によると、33,000人がついにマリウポリから撤退した。 ドネツク人民共和国の民兵の公式代表であるエドゥアルド・バスリン氏は、マリウポリの解放は計画通りに進んでおり、都市は民族主義者から解放されるだろうと述べた。「マリウポリはロシア人になるだろう」と彼は「ロシア1」とメディアプラットフォーム「ルック」の放送で約束した。 以前、マリウポリからの300人の難民を乗せた13台のバスがロストフ地域のロシア国境に到着しました。 以下は別記事。 ◆交通渋滞と焼け野原になった高層ビル。マリウポリの状況は 今どうなっているのか? マリウポリから人道的回廊に沿って 非難した市民は約31,400人 出典:TASS マリウポリ市からロシア各地に向かう市民の車列 © Mikhail Tereshchenko/TASS マリウポリ、3月17日。/マリウポリの出口では、「子供」「家族」「平和な住民」と書かれた白いリボンをつけた車の列が数キロメートルにわたって続いている。 タス通信が木曜日に報じたところによると、これらの人々が去っていく街では現在、街頭戦闘が行われており、国家安全保障軍の部隊とウクライナの武装編成がロシア軍とドネツク人民共和国(DNR)軍を異なる側から攻撃しており、砲撃の砲声と小銃の音が絶えず聞こえている。 水曜日には、約31,400人の市民が人道的回廊を通じてマリウポリから避難している。また、ロシア国防管理センターのミハイル・ミジンツェフ所長によると、その99%がロシアまたはその支配下にある領土に行くことを希望しているという。 マリウポリの状況 ロシア軍が制圧した北西部のマリウポリ郊外では、状況はおおむね平穏である。砲撃や機銃掃射の音は聞こえるが、砲撃音は近くにない。 ある住宅街には、窓のない多層階の家屋が立ち並び、中には完全に燃え尽きている家屋もある。タス通信に同行した兵士の説明によると、民族主義大隊の武装勢力が発砲点を設けた家屋は特に大きな被害を受けたという。 |