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米大手銀行:「不況の到来」、警告
バンク・オブ・アメリカは、高騰するインフレが
大規模な景気後退のリスクを高めると指摘

Recession shock coming,' major US bank warns
Soaring inflation raises the risk of major economic
downturn, Bank of America says

RT War in Ukraine -#469 April 8, 2022

翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年4月9日

リセッションショックの到来」、米大手銀行が警告
© Getty Images / MARK GARLICK/SCIENCE PHOTO LIBRARY


本文

 バンク・オブ・アメリカ(BofA)は金曜日、マクロ経済の状況は急速に悪化しており、米連邦準備制度理事会(FRB)が急増するインフレを抑制するために金融引き締めを行うため、米国経済を景気後退に追い込む可能性があると警告を発した。

 「インフレショックは悪化し、金利ショックは始まったばかりで、景気後退のショックがやってくる」と、BofAのチーフ投資ストラテジスト、マイケル・ハートネット氏は、ロイターが見た顧客向けの週報に書いている。

 その中で、現金、ボラティリティ、コモディティ、暗号通貨が債券や株式をアウトパフォームする可能性があると付け加えた。

 今週初め、JPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は株主への年次書簡で、インフレ、ウクライナ紛争、対ロシア制裁が重なり、米国にとって「今後のリスクを劇的に高める」可能性があると述べた。国の経済に予測不可能な結果をもたらすと警告している。

 水曜日、米連邦準備制度理事会(FRB)はバランスシートの縮小計画を発表し、同時に40年来の高水準にあるインフレに直面する中、今後の利上げペースについても議論した。投資家は、連邦準備制度理事会が5月上旬の次回会合で主要金利を50ベーシスポイント引き上げると予想している。