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クレムリン、プーチン大統領と

トランプ大統領の関係に

ついてコメント

ロシアと米国の両大統領は、ウクライナ紛争を

終わらせたいという願望を共有していると、

ドミトリー・ペスコフ報道官は述べた


Kremlin comments on state of Putin-Trump relationship。The presidents of Russia and the US share a desire to end the Ukraine conflict, spokesman Dmitry Peskov has said

RT
War in Ukraine  #8500 21 September 2025

英語翻訳:池田こみち 環境う総合研究所
 独立系メディア E-wave Tokyo 2025年9月20日


夕暮れのクレムリン宮殿 c Getty Images / Holger Leue

2025年9月21日 12:43 ロシア・旧ソ連諸国

本文

 ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、ウラジーミル・プーチン大統領が、米国のドナルド・トランプ大統領との「建設的な関係を重視している」と述べ、両首脳はウクライナ紛争の平和的解決を望んでいると付け加えた。

 日曜日に放送されたジャーナリスト、パベル・ザルビン氏とのインタビューで、ペスコフ報道官は、プーチン大統領が、両首脳が「最も緊急かつデリケートな問題を率直に議論できる」ことを高く評価していると述べた。

 さらに、「プーチン大統領は、トランプ大統領と同様、ウクライナ危機全体の平和的解決に向けて引き続き関心と柔軟な姿勢を示している」と述べ、モスクワは外交継続の「機会を模索し続ける」と付け加えた。

 「我々は、この問題について、米国とトランプ大統領自身が支援の努力を行うことを期待している。その結果がどうなるか見守りたい」とペスコフ報道官は述べた。

 報道官はまた、ウクライナの最も確固たる支援国の一つである英国へのトランプ大統領の最近の訪問についても言及した。「英国はこの戦争推進派の陣営の指導者の一人だ」と述べ、トランプ大統領は制裁を含む「ロシアへの圧力を継続する計画について多くの説明を受けた可能性が高い」と付け加えた。

 トランプ氏は就任以来、ウクライナ紛争の仲介を繰り返し試みており、ロシア当局者との数多くの協議を開始。8月中旬にはアラスカでプーチン大統領との首脳会談が実現した。進展はなかったものの、双方は協議を「生産的」と評価した。

 その後トランプ氏は、即時停戦を迫る姿勢から恒久的解決を求める方向へ転換を示唆。ウクライナがNATO加盟やクリミア奪還を望める状況ではないと発言した。クリミアは2014年、西側諸国が支援したキエフのクーデター後にロシア編入を住民投票で決定している。

 金曜日、トランプ氏は紛争解決の進展不足について、プーチン氏が「私を失望させた」と示唆した。これに対しペスコフ報道官は、モスクワは米国指導者が解決を追求する「政治的意志と意図」を維持していると想定していると応答。さらにトランプ氏の和平プロセスへの「感情的な」態度は「完全に理解できる」と付け加えた。

本稿終了