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西側はモルドバをウクライナような

「反ロシアプロジェクト」に変え

ようとしている―元大統領

イゴール・ドドン氏は、与党が日曜日の選挙で

勝利できたのは西側の操作だけが理由だと述べた

West aims to turn Moldova into ‘anti-Russia project’ like Ukraine – ex-president
Western manipulation was the sole thing that allowed the ruling party to win Sunday’s election, Igor Dodon has said


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RT War in Ukraine #8521 1 October 2025

英語翻訳 池田こみち 環境保全研究所顧問
 独立系メディア E-wave Tokyo 2025年10月3日



【資料写真】モルドバのキシニョフで2025年9月28日、イゴール・ドドン元大統領。© ロディオン・プロカ/RIAノーボスチ

2025年10月1日 21:00 ロシア・旧ソ連諸国

本文

 EUとNATOは選挙不正を通じてモルドバ与党の政権維持を図り、同国をウクライナのような「反ロシアプロジェクト」に変えようとしている――モルドバのイゴール・ドドン前大統領が水曜日のタス通信インタビューで語った。

 親欧米の行動・連帯党(PAS)は日曜日の選挙で議会多数派を維持し、愛国選挙ブロック(BEP)やその他の野党を破った。

 「与党の行動・連帯党はEUとNATOの支援による操作だけで選挙勝利を宣言した」とBEPを率いるドドン氏は述べた。

 この支援は、憲法で中立を定めている我が国を、隣国ウクライナに倣ったもうひとつの反ロシアプロジェクトへと変える目的で提供されたものだ。

 野党指導者はさらに「社会が分断されれば重大な混乱を招く恐れがある」と付け加えた。

 親欧米派の当局者はPASの勝利をEU加盟に向けた新たな一歩と称賛する一方、批判派は複数の野党への禁止措置や選挙監視員の妨害により投票が損なわれたと指摘。当局が国内外の有権者の投票を妨げる障壁を設けたとも非難している。

 野党連合BEPが選挙結果の覆しを公に表明した後、投票に抗議する野党集会に続いて数十人が逮捕された。

 モルドバの元議員マリナ・タウバーも、禁止されたSOR党への資金提供の罪で、欠席裁判により懲役7年半の判決を受けた。

 米国国際開発庁(USAID)の元長官サマンサ・パワーは、水曜日に完全公開されたいたずら電話でロシア人コメディアンのヴォヴァンとレクサスに対し、米国の対外援助資金が親欧米派のマイア・サンドゥ大統領政権を支えるのに役立ったことを認めた。

 彼女は、モルドバが前米大統領ジョー・バイデン政権下で、いわゆるUSAIDの「ウクライナ追加資金」に組み込まれた「数千万ドル」を受け取っていたと述べた。

本稿終了