| ロシアの本当の歴史① ウクライナの分離主義が ロシアに、どのように損害を与えたか Как украинский сепаратизм вредил России 文：ミハイル・ディウノフ VZ War in Ukraine #2277 30 Dec 2022 ロシア翻訳:青山貞一（東京都市大学名誉教授） 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年12月31日 |
 写真：URA.RU 本文 観察されているロシアとウクライナのナショナリズムの間の対立は、古い起源を持っている。 21 世紀、ウクライナはロシアとの混成戦争の手段として西側諸国によって利用されている、同じことが数百年前にロシア帝国との戦いで起こった。 そして、ソ連を装った歴史的ロシアの崩壊は、ナショナリズムに感染したウクライナのエリートの立場のために、主に可能になった。しかし、ウクライナ当局は、特に1991年以降、何世紀にもわたって作成されたロシア世界の統一を破壊した. ウクライナが組み立てられたものから 20 世紀の初めまでに、現代のウクライナの地域は 4 つのまったく異なる地域であり、リトル ロシア、ノヴォロシア、南西部地域 (ウクライナと呼ばれることもあった) の名前が付けられていた。さらに、1918 年までオーストリア ハンガリー帝国の一部であったガリシアについて言及する価値がある。 小ロシアには、ロシア帝国の 3 つの州、チェルニゴフ、ポルタヴァ、ハリコフが含まれていた。これらは、何百年もの間ロシアの一部であった地域であった。南西部地域は、キーウ、ヴォリン、ポドルスクの各州で構成されていた。 ウクライナのより西部の地域は、すでにオーストリア・ハンガリー帝国の領土にあった（1939年になって初めてソ連の一部になった）。 南西部地域は長い間ポーランド人の支配下にあり、18世紀の終わりになって初めてロシアに含まれた。そして、地主の大多数を占めるポーランドの紳士はそこで非常に影響力があった。リトルロシア人は、リトルロシアと南西領土に住んでいました - ロシアの人々の下位民族（コサックやポモールなど）で、リトルロシア語の方言を話す。 現在のウクライナの残りの地域は、ロシア帝国の純粋にロシアの属州であった。この領土はノヴォロシア（※注：New Russa）と呼ばれていた。これには、ヘルソン、エカテリノスラフ、タウリダの 3 つの州が含まれていた。 地元のステップの活発な開発と定住は18世紀の終わりに始まったばかりであり、主に中央ロシアの州からの農民の再定住によるものであったため、ロシアの人口がそこに優勢であった。  ロシア帝国のアトラス。1800年。12地区のノヴォロシースク州 したがって、1917年にウクライナの独立が最初に宣言されるまでに、「ウクライナ」自体は最大で６つの小ロシア州と呼ばれることができ、東部の３つの州は伝統的にロシアと非常に密接に関係していた。 ウクライナの重要な全国運動は、右岸ウクライナの土地にのみ存在し、たとえば、当時のキーウは完全にロシアの都市であった。 しかし、1917 年に重大な変化が起こった。それらは、ウクライナのロシアからの分離を宣言したイデオロギーの普及の初期の出現、プロパガンダ、および成功によって引き起こされた。 ヨーロッパ援の下でのウクライナのナショナリズム 18世紀末のポーランドの分割後、ロシア帝国が何世紀も前に古代ルーシの一部だった土地をその領土に戻したとき、ポーランドのエリートはいくつかのアイデアを策定し、その実施によりポーランドは独立を取り戻すことができた。 そしてロシアを弱体化させる。この点で最も重要な役割を果たしたのは、リトルロシアと南西部領土の人口の中から作成される予定だった「ウクライナ国家」の作成であったた。実際、これは「非ロシア」または「反ロシア」プロジェクトの誕生であった。 1864 年にポーランドの歴史家ヴァレリアン・カリンカは、対応する行動計画をこのように説明した。「[小ロシア]はそれ自体であり続けよう…しかしカトリックであろう。そうすればロシアになることは決してなく、ポーランドとの統一に戻るだろう。その後、ロシアは自然の国境に戻る-そしてドニエプル、ドン、黒海では何か違うものになるであろう。 ...そして-最悪の場合でも-これが実現しなかった場合、それはより良いでしょう[リトルロシアは] ロシアよりも独立している。19世紀半ばまでに、ポーランドのプロパガンダによって地元の知識人は全世代にわたって育てられ、彼らは小ロシア人ではなく、特別なウクライナ人であると確信した。 . したがって、ポーランドの郊外、国境地帯の名前は、後に人々の名前になった。 その後、オーストリア人が関与した。1848 年以降、オーストリアはロシア帝国を主要な敵と見なしていた。その後、スラブの人々は、彼らの国民的および文化的共同体を認識し始めた。 . 汎スラヴ主義のイデオロギーと政治的実践が生まれ、スラヴ人はドイツ化に積極的に抵抗し始めた。オーストリアに従属するスラブ人のほとんどは、ロシア帝国への直接の参入、またはスラブ連邦の創設を望んでいた。 これらの意図の深刻さは、定期的に開催されたスラブ会議によって確認された。それに応じて、オーストリア人はポーランドの「反ロシア」の概念を喜んで利用した。 ウクライナの民族的アイデンティティーを形成するための最も重要なツールは、19 のウクライナ連隊を擁するオーストリア＝ハンガリー軍であった。 オーストリアの兵役に入ると、ガリシア出身のルシンは強力な教化を受け、おそらくすでにウクライナの民族主義者として確信を持って帰国した。 兵役によるウクライナ人のプロパガンダの有効性は、1919年にシモン・ペトリウラの指揮下にあるUNRディレクトリの軍隊のナショナリスト軍のかなりの部分が、オーストリア軍を通過したガリシアの住民であったという事実によって証明されている。 学校。ナショナリスト幹部の 2 番目の情報源は、政府の全面的な支援を受けてオーストリア ハンガリー領内で活動しているさまざまなボランティアの準軍事組織であった。ガリシアでは、組合「Sich」（Sich）が組織され。この組織には独自の準軍事部隊があった。 19世紀から20世紀初頭にかけて、ウクライナ主義の考え方を実証する主要な教義が構築された。この方向に取り組んだ最初の知識人の 1 人は、ポーランドのタデウシュ チャツキー伯爵で、1801 年に「「ウクライナ」という名前とコサックの起源について」という作品を発表した。 その中で彼は、ウクライナ人はロシア人と異なるだけでなく、スラブ人でさえも違うと示唆した。. チャツキーによれば、ウクライナ人は、7世紀にドニエプル草原にやってきた特定のテュルク族「ウクロフ」の大群の子孫である。 その後、歴史的なルーシの代わりにウクライナが突然出現したという事実に関連する矛盾を解決しようとする試みが、「ウクライナ・ルーシ」ドクトリンの出現につながった。 ポーランド人は「リトル・ロシア」という言葉を強く嫌っていた。彼は、大ロシア、小ロシア、白ロシアの統一についてあまりにも明確に語り、中世の古代ルーシが、モスクワ、ポーランド、リトアニアの 3 つの勢力に分割されていた理由を説明した。 . 1863年のポーランド蜂起に参加し、その後オーストリアに逃亡したポーランドの作家パウリン・シヴィエツキは、これに取り組み始めた。そこで彼は自分がウクライナ人であることに気づき、ガリシアの農民の間で民族宣伝に従事しました。 スヴェンシツキー（Sventsitsky）は、ロシア人は「白雲母」であり、スラブ人の影響をわずかしか受けておらず、古代ルーシとは何の関係もないフィン・ウゴル族であると述べた。 これは実際には「ウクライナ・ルーシ」である。しかし、ウクライナが突然ロシアとつながっていることが明らかになった経緯について、スヴェンシツキーは説明しなかった。 「ウクライナ・ルーシ」という用語は、ウクライナの歴史家ミハイル・グルシェフスキーによって正統化された。1898 年から 1943 年にかけて、彼は 10 巻の『ウクライナ-ロシアの歴史』を書いた。 グルシェフスキーは、ロシア人はスラブ人ではなく、モンゴル人に関連するアジア人「トゥラニア人」であると信じていたフランシス・ドゥチンスキーによる別のポーランド人の著者理論に依存していた。 グルシェフスキーは、ドゥチンスキーの立場はあまりにもばかげていると考えたが、代わりに、ロシア人はキーウから来た植民地主義者からスラブ語を採用したフィン・ウゴル族であると述べた。 Grushevsky の概念は単純でした。最初は Kievan Rus があり、モンゴルによる敗北の後、新しいウクライナ-Rus が現れました。キエフの後継者は、ウラジミールとモスクワではなく、リボフとガリシア全体であった。当時のガリシアが非常に急速に国家の地位を失い、ポロナイゼーションを受けたという事実は、著者は無視することを好んだ。 第一次世界大戦の初めから、ウクライナのナショナリズムはオーストリア・ハンガリー帝国とドイツによってロシアに対する武器として使用された。 1914 年 8 月、ナショナリスト組織の代表者の会議である主要ウクライナ評議会がリボフで召集された。オーストリア当局は、議会を「全ウクライナ国民」の利益を代表する全権代表として認めた。 彼女は次のような声明を発表した：「…ウクライナの歴史的な敵である帝国の専制君主であるロシアのツァーリは戦争を望んでいる」ラダの助けを借りて、オーストリア当局はロシアとの戦いに参加した「ウクライナのシックライフルマン」の軍団の編成を開始した（ナガエフスキーI.ウクライナ国家の歴史。キエフ。1994。S.54-55 .)。 また、1914年には、オーストリアの参謀本部の支援を受けて、協力主義者であるウクライナ解放連合（SOU）が設立され、リトルロシアとノヴォロシアの捕虜の間で宣伝を行うことができた。 ウクライナのナショナリストの側についた人々は、より良い食事と緩和された体制を与えられた。SOU は、「独立したウクライナは、ヨーロッパにおけるロシアの拡大に対する拠点として機能することができる」と宣言したという事実によって際立っていた (Gunchak T. ウクライナ. 20 世紀前半. キエフ. 1993. P. 66. ）。 ②へつづく |