ジルコン 極超音速巡航ミサイル 3M22 ジルコン Wikipedia War in Ukraine #2373 8 Jan 2023 独立系メディア E-wave Tokyo 2023年1月12日 |
図出典:ヤフージャパン 諸減の概要概要 ・名称: 3M22 Zircon 3M22 Циркон(露語) ・種類: 艦対艦ミサイル 極超音速巡航ミサイル 潜水艦発射巡航ミサイル 艦対地ミサイル ・原開発国: ロシア ・運用史 配備期間 2022年- 配備先 ロシア海軍 ・開発史 開発者 チェロメイ設計局 製造業者 チェロメイ設計局 製造期間 2021年-現在[1] 出典:TOCANA 諸元 全長 9 m 直径 0.6m(60 cm) 最大射程 1000~1,500 km 最大高度 28 km (92,000 ft)[10] 弾頭 300 HE(榴弾) 200 kt 戦術核弾頭 炸薬量 300-400 kg[3][4] エンジン スクラムジェット 推進剤 液体燃料 - "Decilin-M" (ロシア語: Децилин-М)[5] 行動距離 >1,000 km (540 nmi; 620 mi) 速度 8–9マッハ (6,090–6,851 mph; 9,800–11,025 km/h; 2.7223–3.0626 km/s) 発射 プラットフォーム 水上戦闘艦、潜水艦 陸上(開発中) ジルコンミサイルの6個のブレード 出典:ミリレポ 概要 3M22 ジルコン (英: The 3M22 Zircon[15]あるいは英: 3M22 Tsirkon、ロ語: Циркон, NATOコードネーム:SS-N-33 は、ロシア連邦軍が2023年1月に実戦配備した極超音速巡航ミサイルである。 動力源はスクラムジェットエンジンで、核弾頭が搭載可能であり、対艦ミサイルなどとして運用できる。セルゲイ・ショイグ国防大臣によると、射程は1000キロメートル以上。 設計 ジルコンは、揚力を発生させる中心体を備えた、機動性のある翼のある極超音速巡航ミサイルであると考えられている。 固体燃料エンジンのブースターの段階で超音速まで加速し、その後 第二段階で液体燃料(デシリン(ロシア語版)、JP-10 ジェット燃料)のスクラムジェットで極超音速まで加速する。 ジルコンの高速性は、トマホークなどの軽量の亜音速巡航ミサイルよりも優れた標的貫通特性をもたらす可能性がある。 ジルコンはトマホークのほぼ2倍の重さ、11倍の速さで、トマホークミサイルの242倍以上の巡航運動エネルギーを持っている(~9ギガジュール、または2,150 kg TNT換算爆発エネルギーに等しい)。 マッハ8〜9の速度は、既存のミサイル防衛システムによって妨害されないことを意味し、その精度により航空母艦などの大きな標的にとって致命的である。 ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは2023年1月4日、ジルコンを搭載したフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」に地中海などで任務に就くよう命じた。「アドミラル・ゴルシコフ」は2022年5月の試験発射を担当した艦である。 関連項目 Kh-47M2 キンジャール –ロシアの核対応空中発射弾道ミサイル Boeing X-51ウェーブライダー BrahMos-II Kh-22 (ミサイル) –ソビエト連邦時代に開発された対艦ミサイル Kh-90(英語版) –ソビエト連邦時代に開発された超音速巡航ミサイル(~1980年) 3M-54 カリブル |