ヨーロッパにひょう2 戦車は何台あるのか? Combien de chars Leopard y a-t-il en Europe? Sputnik Africa War in Ukraine #2566 27 Jan 2023 フランス語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授) 独立系メディア E-wave Tokyo 2023年1月28日 |
Sputnik Africa 本文 ドイツのシュピーゲル誌によると、ドイツ当局は、欧州数カ国と米国との間で数日間にわたって協議した結果、最終的にウクライナにひょう2戦車を供給することを決定したという。 スプートニクのインフォグラフィックは、以下にヨーロッパにあるこれらの戦車の在庫を示す。全部で2576台である。 元出典:シュピーゲル誌(ドイツ) ひょう2の概要 出典: ウィキペディア ひょう22は、ドイツの第3世代主力戦車である。1970年代にクラウス-マッファイ社によって開発され、1979年に運用が開始され、それまでのひょう1に代わって西ドイツ軍の主力戦車として運用されている。 装甲: 複合装甲 エンジン: MTU・MB 873ka-501・V型12気筒液冷4ストローク ターボチャージドディーゼルエンジン; 1,500馬力/2,600rpm 重量: 59.7t(A5) 主砲: A0-5:44口径120mm滑腔砲; A6-:55口径120mm滑腔砲 乗員: 4名 全幅: 3.74m 全長: 10.93m ひょう2(Leopard 2)は、ドイツの第3世代主力戦車(MBT)である。1970年代にクラウス-マッファイ社によって開発され、1979年に運用が開始され、それまでのひょう1に代わって西ドイツ軍の主力戦車として運用されている。 現在もドイツ軍をはじめ、ヨーロッパ13カ国、カナダ、チリ、インドネシア、シンガポールなど、ヨーロッパ以外の国々でさまざまなバージョンのひょう2が運用されている。一部の運用国は、ひょう2の設計をライセンスされ、現地生産と国内開発を行っている。 ひょう2には、大きく分けて2つの開発段階がある。最初のものはひょう2A4までの戦車で、砲塔の装甲が垂直方向を向いていることが特徴である。レオパルド2A5以降の第2世代では、砲塔の追加装甲が角度のある矢印型となり、その他の改良も加えられている。すべてのひょう2戦車の主武装はラインメタル社製の滑腔砲120mmである。デジタル射撃統制システム、レーザー測距儀、高度な暗視・照準装置とともに運用される。戦車はMTUフリードリヒスハーフェン社製のV12ツインターボディーゼルエンジンを搭載している。 1990年代、ひょう2はドイツ軍によってコソボでの平和維持活動に使用された。2000年代には、オランダ軍、デンマーク軍、カナダ軍が国際治安支援部隊への貢献の一環として、アフガニスタン紛争にひょう2を配備した。2010年代には、トルコ軍のひょう2戦車がシリアで活躍した。2020年代には、ロシア・ウクライナ戦争におけるヨーロッパ諸国から寄贈されたひょう2戦車がウクライナ軍に投入されると見られている。 |