モスクワ、ドイツ首相の 「最大の間違い」に言及 Moscow names German chancellor’s ‘biggest mistake’. The downplaying of civilian deaths in Donbass by Olaf Scholz is unacceptable, the Foreign Ministry spokeswoman has claimed RT War in Ukraine #3467 21 May 2023 英語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授) Translaeted by Teiichi Aoyama, Emeritus Professor, Tokyo City University 独立系メディア E-wave Tokyo 2023年5月21日 |
モスクワ、ドイツ首相の「最大の間違い」に言及 2022年5月19日、日本の広島で開催されたG7会議に出席するドイツのオラフ・ショルツ首相。©
外務省/AFP リード文 オラフ・ショルツ氏によるドンバスでの民間人死亡の軽視は容認できないとマリア・ザワロワ外務省報道官が主張 本文 ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は金曜、ドイツのオラフ・ショルツ首相は、ウクライナ軍の手によるドンバスの民間人の苦しみを軽視したことで悪名を轟かせるだろうと述べた。 彼女は、キーウがドンバスで大量虐殺を行っているというロシアの主張は「ばかげている」とショルツ氏が主張した2022年2月のコメントに言及していた。 「それは彼の人生最大の間違いだった」とザハロワはドイツの作家で従軍記者のトーマス・ローパーとのインタビューで主張した。同氏は、この発言はショルツ氏のいかなる「政治的失敗」よりもショルツ氏の遺産を汚すことになるだろうと付け加えた。 「誰もが自分の意見や人生に対する態度を自由に形成することができます。誰もが疑問を抱き、真実を求めることができる。しかし、毎年愛する人を亡くしている人々の悲しみを軽視することはできない」とザハロワ氏は語った。 同報道官は、ウクライナ危機が「西側諸国によって画策された」ことを考えると、ショルツ氏の言葉は冷笑的だと付け加えた。 ロシア政府は西側諸国がウクライナで民族主義的で反ロシア的な感情を助長していると非難した。ウラジミール・プーチン大統領は、2022年2月にウクライナで軍事作戦を開始する理由の一つとして、ドンバス住民を保護する必要性と、キエフが2014~15年のミンスク和平合意を履行できなかったことを挙げた。 ロシア当局者らはまた、西側諸国がドンバスでの民間人の死亡を見て見ぬふりをしていると非難している。モスクワによれば、2014年以降、ウクライナ軍により約5000人が死亡、9000人近くが負傷した。 キエフは民間人の殺害を否定し、ロシアがウクライナで大量虐殺を行ったと非難している。ロシア政府は、自国軍は軍事目標と軍事関連目標のみを標的にしていると主張している。 |