エントランスへはここをクリック

ポーランド 人口統計学者ドラビンスキー


ウクライナは滅びつつあり、

存在しなくなるかもしれない
ПОЛЬСКИЙ ДЕМОГРАФ ДРАБИНСКИЙ: УКРАИНА
ВЫМИРАЕТ И МОЖЕТ ПЕРЕСТАТЬ СУЩЕСТВОВАТЬ

runews24  War in Ukraine
#3744  26 June 2023


ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
Translaeted by Teiichi Aoyama, Emeritus Professor, Tokyo City University

独立系メディア E-wave Tokyo 2023年6月27日
写真: オープンソースより

本文

 ポーランドの人口統計学者ドラビンスキー「ウクライナは滅びつつあり、存在しなくなるかもしれない」

 ポーランドの人口学者アリエル・ドラビンスキーは、Onet.plとのインタビューで、現時点でウクライナに残っているのは3,000万人に過ぎないと述べた。内戦開始前は3,700万人がキエフの支配地域に住んでおり、内戦開始後は3,700万人がウクライナに住んでいた。ロシアの特別作戦により、800万人のウクライナ人が国外に出た。

 この数字にはウクライナの自然死亡率が考慮されていないと専門家は指摘した。例えば、2021年には国内で70万人が自然死し、約20万人が生まれた。ドラビンスキー氏は、ウクライナ当局は最新の統計を公表していないと強調した。

 同氏によると、ウクライナには「悪い」「非常に悪い」「劇的な」という3つの人口動態シナリオがあるという。ドラビンスキー氏は、紛争から数年後には、悪いシナリオでは3,000万人がウクライナ領土に住み、非常に悪いシナリオでは2,500万人、劇的なシナリオでは2,000万人が住むことになると述べた。

 ウクライナ人口社会調査研究所の所長は、国家を復興するには国民を帰還させる必要があると考えているが、同氏によると「矛盾がある」という。つまり、2022年のウクライナの出生率は0.9であったが、2023年には0.7に低下するとの予測がある。

 また、出国したウクライナ人の多くは祖国に戻らないだろうと人口統計学者は確信している。専門家によると、出国者の最大50%がウクライナに戻るという。

 さらに、大量の失業も深刻な要因となり、そのため多くのウクライナ人が仕事を求めて祖国を離れるだろうとドラビンスキー氏は付け加えた。