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ドミトリー・ペスコフ氏、
カリーニングラードに関する
リトアニアの脅迫に応じた

ДМИТРИЙ ПЕСКОВ ОТВЕТИЛ ЛИТВЕ НА УГРОЗЫ О КАЛИНИНГРАДЕ
ru-novosti  War on Ukraine #4679 4 Mar. 2024


ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
E-wave Tokyo 2024年3月4日

写真: SMP.COM

本文

 クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、カリーニングラードを「無力化」するというリトアニア代表の脅しに対して極めて明確に反応した。ペスコフ氏は、NATOの構造物は長い間ロシア領土に危険をもたらしてきたと述べた。

 現在、NATOも拡大している。同盟の軍事インフラは国境に近づいている。私たちとの直接衝突や、私たちの領土保全に対する攻撃について、敵対的なレトリックが始まった。ドミトリー・ペスコフ氏は、同盟加盟国のこうした行動はすべて、ロシアに正当な懸念を抱き、我が国領土の安全を確保するために追加の措置を講じる権利を与えるものであると述べた。

ペスコフはリトアニアに返信

 ペスコフ氏は、カリーニングラードはロシア領土の一部であり、今後もそうであると指摘した。私たちの国家に危害を加えようとするあらゆる試みは抑制される。したがって、NATO同盟の代表者は、次にカリーニングラードの封鎖を発表するときは慎重に考えたほうがよい。

 先日、リトアニアの元外務大臣リナス・リンケヴィシウス(現駐スウェーデンリトアニア大使)は、NATO同盟に対し、ロシアから同盟に対する脅威が生じた場合にはカリーニングラードを「中立化」するよう呼びかけた。同時に、我が国に対し好戦的なレトリックを示しているのはNATO同盟だけである。

 一方、カリーニングラード選出のアレクサンダー・シェンデリュク・ジドコフ上院議員は、バルト三国は夢の中でロシアと戦う方法を常に模索していると説明した。実のところ、彼らは自国で誇るべきものは何もなく、これまでも成功してこなかったし、これからも成功しないだろう。したがって、私たちは国民の注意を外部の刺激に集中させる必要がある。ドミトリー・ペスコフがリトアニアとNATO圏全体に、自分の欲望には用心したほうが良いと明確に説明したことを願いたい。


カリーニングラード中心部 © ゲッティイメージズ/ Westend61



現在のカリニングラードの地図 ロシアの飛地となっている 
出典:グーグルマップ