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ドイツは自国民がロシアを
自分の目で確かめるのを
阻止しようとしている - モスクワ

ベルリンによると、旅行勧告は「国内情勢の
継続的な悪化」によるものだという。
Germany trying to stop its citizens seeing
Russia for themselves – Moscow

 RT  War on Ukraine #4708 7 Mar. 2024

語翻訳:池田こみち(環境総合研究所顧問)
E-wave Tokyo 2024年3月8日
モスクワの夜景 © Getty Images / AlxeyPnferov

本文

 ドイツ外務省はロシアへの渡航アドバイスを更新し、ドイツ国民と二重国籍者のロシア訪問を「強く」控えるよう求めている。以前は、ベルリンはロシアへの渡航を控えるよう勧告していた。

 木曜日に発表された同省のプレスリリースによると、この変更は、「恣意的な逮捕がますます頻繁に見られる」など、ロシア情勢の悪化が続いているためだという。

 新しい通達はまた、ウクライナと国境を接するロシアの地域への渡航を控えるよう警告している。公共交通網を含む「さらなる攻撃も否定できない」とプレスリリースは警告している。

 ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官はこの勧告について、「ドイツの親米当局は、国民が自分の目でロシアを見、ロシア人と交流し、(ドイツの)政治家たちがこれまでずっと(自分たちドイツ国民を)騙してきたことに気づくことを恐れている」とコメントした。

 この展開は、ベルリンに関与せずにキーウがロシアのインフラを攻撃するのを支援する方法について話し合っていたドイツ軍高官の録音が漏洩したことをめぐる最近の盗聴スキャンダルを受けてのものである。当局者らは、ウクライナに送られる可能性のあるタウルス・ミサイルの運用と標的の詳細について、半島とロシア南部を結ぶ延長18キロメートルのクリミア橋に対する使用の可能性を含めて議論していた。

 今週、元ドイツ陸軍(ドイツ連邦軍)参謀総長のローデリヒ・キーゼヴェッター議員は、現在ドイツ議会の監視委員会の副委員長を務めているが、ウクライナはロシアに戦いを挑むべきだと主張した。彼は国営放送ZDFのトークショーで、モスクワ中心部にあるロシア国防省の建物や情報機関の本部は攻撃すべき正当な標的だと語った。


本稿終了