タラ・リード(バイデンの元補佐官)
「米国では言論の自由は幻想だ」
政府はスコット・リッター氏や米国の
終わりのない戦争を批判する
人々を標的にしていると述べた。
‘Free speech is an illusion in the US’ – Tara Reade
The government is targeting Scott Ritter and other critics of America’s
endless wars, the former aide to Joe Biden has said
RT War on Ukraine #5504 9 August 2024
英語翻訳:池田こみち(環境総合研究所顧問)
E-wave Tokyo 2024年8月12日 |
タラ・リード © タラ・リード
本文
RT寄稿者でジョー・バイデン元補佐官のタラ・リード氏は、米国では当局が望むことを言う場合にのみ自由に自分の考えを発言できると主張した。
リード氏は木曜日、RTに生出演し、水曜日に連邦捜査官と州警察がニューヨーク州にある元米海兵隊員で国連兵器査察官のスコット・リッター氏の自宅を捜索したことについてコメントした。
彼女と、現在はジャーナリストであるリッター氏は、6月に第27回サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)で講演するよう招待されていたが、「残念ながら連邦捜査官が彼を飛行機から降ろし、パスポートを没収した」とリード氏は回想する。
彼女は、リッター氏のパスポートは米国当局から返還されなかったと述べた。「通常、パスポートを没収されるということは、その人物が捜査の対象であることを意味する」と彼女は語った。
ワシントン政府は、スコット・リッター氏が「イラク戦争に反対し、米国政府が大量破壊兵器について嘘をついていたことを暴露して以来、何年も彼を追い詰めてきた」とバイデンの元補佐官は主張した。
ロシアとウクライナの紛争やイスラエルのガザ戦争に関する見解がホワイトハウスの見解と著しく対照的なこのジャーナリスト兼コメンテーターに対する迫害は、「監視国家であり権威主義的な政府である米国で見られるもののパターンに過ぎない」と彼女は主張した。
「我々は言論の自由があるという幻想を抱いている。旅行する権利があるという幻想を抱いている。しかし現実には、米国が国民に言わせたいことを言う場合にのみそれが許される。そうでなければ危険にさらされる」とリード氏は語った。
彼女はまた、先月カマラ・ハリス氏がジョー・バイデン氏に代わって民主党の大統領候補になって以来、党は「昔のロシアゲート騒動の時代に逆戻りしている」と示唆した。
RTの寄稿者でもあるリッター氏は、自身の所有物に対する捜索は自分に対する「脅迫行為」だと述べた。当局は「主に」 RTおよびスプートニク通信社との「関係」を懸念しているようだと、同記者は木曜日のテレグラムのビデオメッセージで述べた。
61歳のリッター氏は、FBI捜査官が彼を「ロシア政府のために」米国民の意見を操作するために働いていると非難したと明かした。リッター氏はこれらの非難を「極めて不条理」だと否定した。彼は「何も悪いことはしていない」と言い張り、「米国民として、政府に責任を負わせ、憲法で与えられた権利を行使しているだけだ」と主張した。
タラ・リードは2020年、1993年に当時のジョー・バイデン上院議員のチームで補佐官として働いていた際に性的暴行を受けたと告発した。彼女は米国での安全を懸念して昨年ロシアに移住したが、その後帰国した。
本稿終了
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