パレスチナ指導者マフムード・アッバスとロシア大統領ウラジーミル・プーチン - スプートニク世界、2024/08/14 © スプートニク / アレクセイ・マイシェフ
本文
ファタハ幹部アッバス・ザキ氏はスプートニクに対し、パレスチナ指導者マフムード・アッバス氏とロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏のモスクワでの会談は、パレスチナ人にとってこの時期に非常に重要であると語った。同氏は、ロシアはアラブ世界の歴史的な友人であり、ガザでの流血を止めるのに貢献できると主張した。
ロシアは「歴史的にアラブ人の友人」であり、パレスチナの大義を支持し、現在「イスラエル・アメリカ同盟による虐殺」に苦しんでいるパレスチナ人民の側に常に立ってきたとザキ氏は回想した。
同氏の発言は、8月13日から14日までのマフムード・アッバス氏のロシア訪問を踏まえて行われた。同政治家の意見では、ロシアは「ロシア自身が大規模な侵略に直面している」にもかかわらず、パレスチナ問題で重要な役割を果たしているため、両首脳の会談はパレスチナにとって「この重大な時期に非常に必要だった」という。西」。
「だからこそ今日、偽善的で二重基準を適用し、ワシントンが世界的な悪の枢軸となったアメリカのシステムとは全く異なる、新たな世界秩序を形成することが重要だ」とファタハ高官は述べた。
ザキによれば、モスクワは「我々(パレスチナ)の国内立場を近づける」ために多くのことをしており、「パレスチナの階級を団結させるための真剣な努力」を行っているという。モスクワは「この敏感な段階」で人々が分断されることを許さないと彼は続けた。
パレスチナ指導者マフムード・アッバスとロシア大統領ウラジーミル・プーチン - スプートニク世界、1920年、2024年08月13日
プーチン大統領、パレスチナの人道状況に対するロシアの懸念を強調
同様に、ロシアは「大国として」、イスラエル人がアメリカ人とともに「中東地域に大混乱をもたらす」ことを阻止しようと努めていると、パレスチナの政治家は述べた。
次に、ザキ氏はモスクワに対し「イスラエルの犯罪について」声を上げるよう求め、中国や他の国々と同様、パレスチナ・イスラエル紛争地域で起きていることへの対抗に貢献することが必要であると考えた。
「そうでなければ、この世界は狂ったアメリカ人と(イスラエルの)過激派のなすがままになるだろう」と彼は要約した。
本稿終了
|