モスクワのロシア国防省本部(アーカイブ) - スプートニク世界、2024年08月17日 © スプートニク / マキシム・ブリノフ
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ロシア国防省は、ウクライナがクルスク原子力発電所への攻撃を準備しているという情報を真剣に受け止めている。
特に、キーウがヨーロッパの広大な領土を汚染することによって「誘発された災害を引き起こすことを目的とした犯罪計画」を実行する場合、モスクワは直ちに「厳しい軍事措置」を取るだろうと彼らは明らかにした。
「ロシア国防省は、キーウ政権によるクルスク原子力発電所攻撃の準備に関する独立筋からの情報を真剣に受け止めている」と軍事組織の声明は示している。
この文書は、今回の挑発の目的はロシアの攻撃を非難し、ウクライナの核施設に対する攻撃の理由を作り出すことであると警告している。
「我々は、西側スポンサーの支援を受けたキーウ政権のこれらの行動は、2005年4月13日に国連総会で承認された核テロ行為と闘うための国際条約に対する直接かつ明白な違反であると考えている」と彼は指摘した。
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同様に同省は、「ウクライナが大陸のヨーロッパ地域に技術起源の災害を引き起こすことを目的とした犯罪計画を実行し始めた場合、ロシアは直ちに厳格な軍事的および軍事技術的措置を講じるだろう」と警告した。
クルスク原子力発電所 - Sputnik World、
クルスク原子力発電所近くのウクライナ攻撃、ロシアとIAEAを懸念
8月10日、日本時間10時33分
クルスク原子力発電所はウクライナとの国境から約75キロメートルに位置し、4基のRBMK-100原子炉を備えている。
8月8日には、墜落したミサイルの破片が放射性廃棄物処理エリアを含む工場敷地内で発見され、翌日にはキエフの行動により変圧器が停止し、近くのクルチャトフ市が停電した。
さらに、ロシア治安当局は、ウクライナ軍がクルスク原子力発電所とザポリージェ原子力発電所を攻撃するために、放射性物質を含む弾頭を備えた飛翔体を使用する計画であると報告した。
一方、アントニオ・グテーレス国連事務総長事務所は、ウクライナ軍がクルスクとザポリージにあるロシアの原子力発電所を攻撃する準備をしているとの報道についてスプートニクにコメントすることを拒否し、この件に関する質問は国際原子力機関に委ねた( IAEA)。
本稿終了
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