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AMLO、米国にメッセージ
「メキシコは自由、独立、
主権を持つ。誰の
植民地でもない」

AMLO manda mensaje a EEUU: "México es libre,
independiente y soberano; no es colonia de nadie"

Spuninik Mundo(世界)

War on Ukraine #5581 25 August 2024

スペイン語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)

E-wave Tokyo 2024年8月25日

AMLO - スプートニク世界、1920年、2024年8月25日 © AP 写真 / フェルナンド・リャノ

本文

 アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール大統領は、メキシコへの送金の重要性と米国に移住するメキシコ人の重要な経済的役割について語り、司法制度改革が推進されている論争のさなか、ワシントンにメッセージを送る機会を利用した。。

 「我々は壁も国境の軍事化も望んでいないし、同胞への虐待も望んでいない。そしてメキシコは自由で独立した主権国家であり、いかなる外国の植民地でもないことを忘れない」とメキシコ大統領は8月24日、北部ソノラ州歴訪中に述べた。

 メキシコ大統領のこの言葉は、北の隣国との緊張のさなかに発せられたもので、これは駐メキシコ米国大使のケン・サラザールが現政府が推進する司法府改革などに反対の立場をとった後のことである。一般投票による裁判官の選出だ。


ケン・サラザール - スプートニク・ワールド、1920年、2024/08/22
ラテンアメリカ

駐メキシコ米国大使:AMLOの司法改革は「歴史的な貿易関係を脅かす」

 「昨今の裁判官の直接選挙をめぐる議論や、2025年と2027年の裁判官選挙が承認された場合の熾烈な政治は、我々が築き上げてきた歴史的な通商関係を脅かすものであると私は信じています。

 メキシコの法的枠組みへの投資家たち」とサラザール大使が8月22日に公表した声明にはこう書かれている。

 サラザール氏は、司法腐敗との戦いの重要性は理解しているとしながらも、「私の見解では、裁判官の直接的かつ政治的選挙は、司法腐敗を解決するものではなく、司法府を強化するものでもない」と述べた。

 この後、メキシコ 政府は米国に外交公文を送り、メキシコ大統領は米国代表の声明を「残念で無謀」と批判した。

 その後、司法改革に対する投資家の不信感をほのめかした駐メキシコ大使グレアム・クラークの発言を受けて、同国にもこの問題に関する外交文書が送付される予定であると同氏は述べた。


本稿終了